|
テーマ:猫のいる生活(136540)
カテゴリ:カテゴリ未分類
トルコの曲と云うと「トルコ行進曲」?
アレはオスマン帝国軍楽隊の音楽に刺激されて、モーツァルトやベートーヴェンが作った楽曲でんがな(笑) 私も幼かったころの、あまりに古すぎる曲で、まったく記憶にありません。 なんせ1954年の第5回紅白歌合戦で歌われてた曲なんですから。 私がバンコクで滞在してた1978年にリリースされたのが、庄野真夜の「飛んでイスタンブール」。 こっちは純粋に日本の曲で、筒美京平の作曲ですな。 当時サンスイのステレオと「飛んでイスタンブール」のレコード持ってたので、マンションのお隣さんのイスラエル人老夫婦が繰り返しかけてくれとオネダリされましたが、これがイスタンブールに憧れた曲だとはついに明かせませんでした。 なかなか日本にいてトルコの現代音楽聞く機会なんて無いですね。 きょうは現代トルコの人気楽曲「Bi Tek Ben Anlarim(私だけが理解できる)」をお聞きください。 しみじみとしたバラードですが、やはり欧米の曲とはかなり違います。 Bi' Tek Ben Anlarım (Akustik) - Zeynep Bastık トルコと云うとブルーモスク(スルタンアフメト・モスク)やアヤソフィア大聖堂、地下宮殿(バシリカ・シスタン)などのあるイスタンブールとか、中央アナトリア歴史的地区のカッパドキア、そして「がっかり遺跡」で有名なトルコ北西部のトロイの木馬で有名なトロイ遺跡くらいかな? あとはメヴレヴィー教団の回転しながら踊るセマーと呼ばれる踊りで有名なトルコ中部のコンヤの町か。 昔々、オルハン(Orhan)と云うオスマン帝国第2代皇帝がおられたそうな。 オスマン帝国の実質的な建国者と云われる人物なんですが、トルコの教科書ではオルハンの誠実な人格と信仰心が称賛されてます。 オルハンは、攻略直後のイズニクにモスクや神学校のマドラサと共に建てた「救貧院」の開設式のとき、自らスープを配り、夜には薪を焚いたと云うことです。 トルコ北西部に、ヨーグルトをかけて食べるケバブ(イスケンデル・ケバブ)の発祥の地として有名なブルサ(Bursa)の街があります。 シルクロードの西端の都市として繁栄した街でもあり、ここをオルハンはオスマン帝国の首都としたのですね。 1324年に王位に就いたオルハンは、1326年にブルサを占領。 市壁を超えて拡張していなかったブルサの都市を発展させるため、オルハンは東に向かって要塞とモスクの複合施設を次々と拡張していったのですね。 そうした遺跡も、1413年にカラマン朝のベイ・メフメト2世による包囲によって放火され、マドラサ、メクテプ、イマレットと云う複合施設は崩壊してしまいました。 そうした中で、オルハンが1339年~1340年に建てさせたモスクが残ってます。 「オルハン・モスク」と呼ばれるこのモスクの正式名称は「イズニク・アヤソフィア・モスク」。 オルハンがブルサ征服後、城の外に建てられた最初の建造物で、モスクと同時に宿泊施設と集会場を提供する複合施設のひとつです。 この建物はユネスコ世界遺産に登録された敷地内にあります。 このモスクは11世紀に発生した大地震後に修復されてます。 間口に石とレンガで建てられた高く尖ったアーチ、レンガ造りの日輪、ロゼットなど多くの特徴的な形状をしてます。 11世紀の大地震でほぼ全壊しましたが、その建物残骸を1.4m かさ上げして再建。 外壁が修復され、身廊(聖堂内部の中央の細長い広間部分)の壁が建てられました。 それをオルハンによるイズニク征服の後、建物は再び高くなり、身廊を隔てる支柱が交換され、ミナレットとミフラーブが追加されてモスクになりました。 ダ・ヴィンチ・コードってキリスト教の映画なのにナゼ? だってオルハン・モスクを始めイズニックそのものが、古くはローマ帝国に支配されてたのですから、キリスト教がでてきても不思議でない。 ダ・ヴィンチ・コードに「ニカイア会議」と云うくだりが出てくるのですが、このニカイアこそ現在のイズニックのことなんです。 ローマ帝国の皇帝コンスタンチィヌスが325年のニカイア会議で、聖書を作り、マグダラのマリア(イエスに従った女性で聖人)を娼婦とする見解を示したとしてるのですが、これは小説・映画の世界の話で事実ではありません。 そう云うこともあって、イズニックはバチカンによって3番目の聖なる都市とも宣言されてます。 つまりトルコにありながら、キリスト教徒にとっても重要な街なんですね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
トルコと云うと串本町沖でエルトゥールル号のそんなを助けた話や、イラン・イラク戦争で空幕が迫る中、トルコ航空が日本人の脱出を助けたとこの友好関係が思い出されます。
友好関係があると思いますが、文化については知らない事ばかりです。 デュエット曲、和訳して日本で出しても売れそうです。 (May 13, 2024 05:51:44 AM)
大分前の事ですが、オスマン・トルコ音楽隊が
東京でパレードする様子をテレビで観た記憶があります。 独特な服装に演奏もとても勇ましく思いました。 そしてあのセマーですが白いスカートの様な裾をクルクルと 回しながら踊るメヴレヴィー教団の踊りもネットで見ましたが 綺麗で幻想的でした。 (May 13, 2024 06:31:17 AM)
イズニックといえば「タイル」が有名ですね。
ウスクダラの歌、何故か知っていますよ(^-^)確かアジア側の街の名前? 今、トルコ旅行は比較的お勧めです(日本と同じトルコ安)ちょっと遠いですが東欧圏やギリシャにも 近いですから長めの旅行計画を立てるが良いかもですね。治安は悪くない親日国です。 (May 13, 2024 09:22:41 AM)
おはようございます
トルコの音楽や文化 馴染が無いですね 庄野真代さんはイスタンブールに行ったことがあるそうで 自分が想像していたのと自分違っていてびっくりがっかりしたそうです あたしの記憶違いでなければたしか長崎県で トルコライス なるものが流行っていたそうですね 何で長崎とトルコかのかはわかりませんが? (May 13, 2024 11:04:19 PM)
教団の回転しながら踊るセマーと呼ばれる踊り
見てるだけで目が回ります@@; 歌の内容は分かりませんが、心にしみる歌声です ミミちゃんも可愛いけど、チャッピ君の眼いいですねぇ~ ~~~~~~~ 大阪本店ウナギ 魚伊です (May 13, 2024 11:19:08 PM)
|