浅草:駒形どぜう
中国での仕事でお世話になったKさんが駐在を解かれて帰国。報告会をやりましょう!ということで浅草までお出かけ。「駒形どぜう」1801年創業のこの風格ある構え。どじょうを食べるのは20年ぶり位。7300円の一番高いコースが用意されてました。お通しと季節の小鉢。ボトル焼酎を注文し、水と氷を置いて去っていく仲居さんにKさんは「あれ?」という顔。ここは日本ですよ。上海の高級和食店と違っておねぇちゃんの至れり尽くせりの給仕はありませんから。どぜうなべ。骨が処理してあって食べやすい~。鯉のあらい。蒲焼。唐揚げ。昔Kさんに聞いた話で忘れられない事がある。上海で歯の詰め物が取れた時のこと、日本人用の歯医者は被せるだけでも1万円以上するので簡単な治療だし、と地元民用の歯医者に出掛けたそう。はい、あーんと舌を押える棒をふと見るとアイスキャンデーの当たり棒そっくりの木の棒。しかもよーく使い込んであり、何とも言えない色だったー茶碗蒸し柳川ご飯とお味噌汁はお腹がいっぱいで全員キャンセル。閉店まで居座ったので、1Fの広間はもう綺麗に片付けられていました。本当はここでワイワイ鍋をつつくのがオツなのですが予約が出来ないので今回は小部屋利用でした。帰国出来て幸せそうだったな、Kさん。ご馳走様でした!