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テーマ:洋楽(3371)
カテゴリ:ビートルズ
1967年8月に全米NO.1を記録。アルバム「Magical Mystery Tour」で聴ける。 録音は'67年の6月で、その録音風景はカナダで開催されていた万博の特別番組「Our World」の一部として同年の6月25日に31ヶ国に衛星中継された。 バックコーラスには、ミック・ジャガー、キース・リチャーズ、ブライアン・ジョーンズ、キース・ムーン(The Who)、ドノヴァン、グレアム・ナッシュ(Hollies、CSN&Y)、マリアンヌ・フェイスフル…などの錚々たる顔ぶれが参加している。 ブラスにハープシコードにストリングス…といった楽器がふんだんに使われているこの曲は、「サイケデリック時代」の集大成とも言えるもので、ポールはベースを弓で弾いていたりする。 またジョンの弾くハープシコードのリズムパターンは、わが国のチューリップなどもよく使っていたものだ。 この曲の中には、フランス国歌、イギリスの民謡「Greensleeves」、グレン・ミラーの「In The Mood」、そして「She Loves You」など様々な曲のフレーズがサンプリングされており、そういう意味ではヒップ・ホップや渋谷系の方法論を先取りしていた曲とも言える。 歌詞はその後のジョンの人生の出発点とも言えるもので、シンプルなようでいてなかなか深いものを感じさせる。 Love&Pieceな時代を象徴する「愛こそはすべて」というフレーズはむしろ今の時代にこそ有効なのかもしれない。 「人の心は金で買える」(半分は当たっていると思うが…)とか言ってた某回転扉会社の社長さんは、この曲でも聴いて人生考え直しましょうね。 「All You Need Is Love」を聴くにはここをクリック! Love Love Love... 不可能なことをやろうたって無理だ 歌にならないものを歌おうたって無理だ 君は ひとことも返せない が、公明正大なやり方を学ぶ事はできる 簡単さ 作れないものを作ろうたって無理だ 救いようの無い人を救おうたって無理だ 君は無力に等しい が、おいおい自分らしさを身に付けることは できる 簡単さ 愛さえあれば それで良い 愛さえあれば それで良い 愛さえあれば 何もいらない 愛こそは すべて 未知のものを知ろうたって無理だ 見えていないものを見ようたって無理だ 本来自分の居場所でないところに 落ち着こうとしても 落ち着けるわけがない だけど簡単さ 愛さえあれば それで良い 愛さえあれば それで良い 愛さえあれば 何もいらない 愛こそは すべて *訳 内田久美子 ポム・スフレのホームページでは自作曲の公開や独自の名盤レビューを行っています! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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