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テーマ:洋楽(3367)
カテゴリ:80年代洋楽
チビデブなボーカリスト、ブラック・フランシスをフロントに据えて1988年にイギリスのインディである4ADからデビューしたPixiesは、Sonic YouthやDinosaur Jrと並ぶ、80年代後半のアンダーグラウンド・シーンでの重要バンドだった。 そのギュンギュンギュルギュルなハード・ロック・サウンドと変態的ポップ・センスは、いわゆるオルタナ・ロックの源流であり、ニルヴァーナやレディオヘッドから向井秀徳まで90年代以降のロック世代に与えた影響は計り知れない。その音楽のインパクトはU2のボノ、デヴィッド・ボウイまで「影響を受けた」と公言するほど。 特に'89年の2nd「Doolittle」(写真)はフランシスの変態ぶりが暴発する激しい曲から、美しいメロディーを持つポップソングまで捨て曲なしの大名盤。ピクシーズのアルバムとしては、最も聴きやすいアルバムでもある本作は、今の若いロックファンにもぜひ聴いてほしいぞ。 ピクシーズは傑作「「TROMPE LE MONDE(世界を騙せ)」を発表して'93年には解散するも、2004年には再結成。フジ・ロックでもフランシスは元気な姿を見せてくれた。 今回紹介する「Monkey Gone To Heaven」はフランシスの神経症的なボーカルと美しいメロディが堪能できる名曲。ここをクリック! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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