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イタリアで食べたい

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Category

Jun 14, 2005
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カテゴリ:食材
世界で通じる日本語って、なんでしょう。
「スシ」、「サムライ」、「カラオケ」あたりかなあ。
最近じゃ「オタク」も通じるらしいですね。
そう言えば、最近読んだ元祖サイバーパンク作家、
ウイリアム・ギブソン(キアヌ・リーヴスのファンなら、北野武共演『JM』の原作者と言えば想像つくかな)の、
『パターン・レコグニション』には、電車男なんて目じゃない東京のオタク男が登場したり、
主人公の女性のお気に入りの飲み物が「ビックル」だったり、
「バズリクソンズ」のフライトジャケット(日本のメーカーが造った米空軍ウエアの芸術的なレプリカ)が、重要なモチーフになってたりして、びっくりしました。

じゃあ、世界に通じるイタリア語は、何だと思いますか。
「スパゲッティ」、「ピッツァ」、それから?
「グッチ」、「プラダ」、「ブルガリ」
・・・・・・・・あっ、そうだ、「エスプレッソ」だ~!(わざとらしくてすいまっせーん)

エスプレッソって言葉、イタリア語だとは感じないほど、自然と普段の生活になじんでませんか。
エスプレッソを飲みたいと思ったら、パリでもニューヨークでもロンドンでも、「エスプレッソ」で通じますよね。
中国やモスクワやトルコあたりでは、どうなのかは知りませんが・・・。(無責任ですいましぇ~ん)

で、イタリアでも、「エスプレッソは国の財産だ」、ということに気付いたようで、1998年に「国立イタリア・エスプレッソ協会」というのを作りました。
HPはこちら。英・仏・独・西語があります。
ここでは、「正統派エスプレッソと呼べるのはこういうコーヒーだ」、という化学的な理論を研究して、発表しています。
それによると、エスプレッソ・イタリアーノとは、挽きたてのコーヒーの粉6.5gに、90度のお湯25mlを9気圧で25秒間通したものだそうです。
う~ん、分かったような、分からないような・・・。

エスプレッソがどんなものかを理解するには、コーヒーはどうやっていれるか、ということを知っておく必要があります。
コーヒーのいれ方には、「浸水」、と、「透水」、という2つの方法があります。
お湯や水にコーヒーを浸す方法と、お湯をコーヒーに通す方法です。
前者は、水出しコーヒーや、トルコ式のターキッシュコーヒーがそうですよね。
後者には、重力によって湯を通すドリップ式や、ナポリ式、蒸気の圧力によって通すモカ式、機械によって水圧を起こすエスプレッソマシーンがあります。

水出しコーヒーのポット。水にコーヒーを浸してじっくり待つ!
 ↓
ハリオ 水出しコーヒーポット 1.2L

トルコ風コーヒーをいれる道具、イブリック。これに粉、砂糖、水を入れて煮ます。
 ↓
イブリック

いわゆる普通のコーヒーメーカーは、ドリップ式。
  ↓
象印コーヒーメーカーECTB40TD【EC-TB40TD】

ナポリ式というのは、こちら。エスプレッソ・メーカーの変形版。
  ↓
モカポットより美味しい!ナポレターナ(3カップ用)

モカ式はこれ。オーソドックスなエスプレッソメーカー。
  ↓
アルミエスプレッソメーカー 6人用

エスプレッソ・マシーンは、見るからに機械。
  ↓
サエコ エスプレッソマシーン ヴィエナ・デラックス SUP018CR

ナポリ式は、エスプレッソメーカーを逆さまにして、下になった部分にお湯とコーヒーを入れて火にかけ、沸騰したら、元の向きに戻してドリップさせるいれかたです。
詳しい仕組みは、こちらのサイトを見てください。
モカ式より時間はかかるのですが、なめらかで香りの高いコーヒーができます。
モカ式は、下段に水を入れ、中間にコーヒーを入れて沸騰させ、蒸気の圧力によって湯が上段まで上る間にコーヒーを通る方法です。

圧力が大きなものほど、お湯を通す時間が短くなります。
モカ式は約1分、エスプレッソマシーンだと約30秒です。
カフェインの量は、コーヒーを水に浸す時間に比例して多くなるので、ドリップ方式やモカ式より、エスプレッソ・マシーンの方が少なくなります。

そこで話はエスプレッソ協会に戻ります。
なんでエスプレッソがイタリアの誇る財産なのかと言うと、このいれ方の仕組みを確立したのがイタリア人だからなんです。
現在、協会では、世界中で、協会が認めるおいしいエスプレッソを出している店に、この認定マークを提供しています。
  ↓
エスプレッソ・イタリアーノのマーク

さて、次回は、イタリアのバールで出しているコーヒーの種類についてですよん。





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Last updated  Jun 15, 2005 07:46:57 AM
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