『海辺の家』

Aug 11, 2005

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テーマ：レンタル映画(815)

カテゴリ：映画

『海辺の家』を観ました。

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ケヴィン･クライン主演の映画ですが、『スターウォーズ』２と３でアナキン役をやったヘイデン･クリステンセンが出てるので観ました。

ヘイデンは、16歳の高校生の役。
『スターウォーズ２』と同じ年の2001年公開なので、公開時はヘイデンは20歳。
撮影時は、ぎりぎり10代ですねえ。
近所にこんなにかっこいい16歳がいたら、芸能プロダクションのスカウトが、どんなに遠くからでもすっ飛んできますよ、きっと。

物語前半のヘイデンは、反抗期真っ只中の、ナイーブで孤独な男の子です。

あごにピアスをつけて、マリリン･マンソンに憧れてパンクなメイクをして、かたくなに親に反抗している姿は、ダークサイドに落ちていくアナキンに重なってしまいます。
とにかくかっこいいです！
長身でスリムな体型は、バレエダンサーのよう。
ちなみにマリリン･マンソンは、『マトリックス』のサントラの１曲目に入っているのでよく聞きます。嫌いじゃないです＾＾

こんな旬な若手俳優の両親を演じるのが、フィービー･ケイツのだんなさんのケヴィン･クライン（代表作は『遠い夜明け』）と、『イングリッシュ･ぺイシェント』のクリスティン･スコット･トーマスという、いまいち地味だけど、とても素敵な二人。

しかも、ヘイデンの同級生の女の子の母親は、『ギルバート･グレイプ』でジョニー･デップを誘惑したおばさま、メアリー･スティンバーゲン。
８年後のこの映画でも、高校生を誘惑してます。
この人、高校生を誘惑させたら、『誘う女』のニコール･キッドマンにも負けてませんねー。

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映画の後半、ヘイデンは、閉ざしていた心を開いて、両親を受け入れるようになります。
その時の彼は、アナキンとは似ても似つかない、普通の高校生になっていました。
ほっぺたもふっくらして（前半は麻薬に片足を突っ込んだ役だったので、10kg以上痩せたそうですね）、ダークサイドからはみごとに開放されています＾＾

スターウォーズ（STAR WARS） POSTER ポスターエピソード3 オールキャラ

この映画、『エピソード３』の後に観たので、アナキンのイメージ抜きには語れません。
でも、アナキンが普通の男の子に戻ったみたいで、よかったよかった。
もちろんストーリーもよかったですよー。
何度もジーンときて、涙をぬぐいました。

親子と元夫婦のとぎれた愛情の修復、そして青春時代の成長物語が、美しい登場人物たちによって、ちょっと夢物語のように、深刻なテーマもソフトなタッチで素敵に描かれています。
ヘイデンファンなら絶対にお勧めですが、すごーく印象に残ったのが、クリスティン･スコット･トーマスの美しさ。

この人、ちょっとだけ出てた『ミッション･インポッシブル』でも、強い印象を受けました。
クールで、エキゾチックで、ゴージャスな美しさがある人です。
私、こんな顔に生まれたかったなあ。

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Last updated Aug 12, 2005 08:02:36 AM
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