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テーマ:サッカー少年(86)
カテゴリ:サッカークリ日記~トレーニング編
砂浜でランニング。
柔らかい芝生や砂の上で、走ったりプレーしたりするには、 地面が衝撃を吸収して、地面からの反発力を使えない分、足が強くなければならない。 砂浜ランニングは、下半身強化に最適だ。 ドイツやイングランドの選手たちがジャンプやコンタクトで足腰の強さを見せるのは、 若いころから、芝生のピッチでプレーすることが多いからではないだろうか。 柔らかい地面が、上から下におろした脚の力を吸収するので、 さらにそれを上回る脚の力で地面を押さなければならない。 また、アフリカやジャマイカの陸上選手たちが、整備されたアンツーカーのグランドではなく、 原っぱでトレーニングしたり、幼いころから丘陵などの柔らかな地面で走りまわっていることで、 強い足腰が自然と作られているのではないだろうか?上り下りの負荷だけではないように思う。 そういえば、都会っ子よりも田舎の少年の方が足腰は強い。 少年団やクラブで小学校から走らされている今の都会の子供たちの方が、速く、強くてもよさそうだが、 実際は、小学生時代に野山を駆け回って遊んでいた昔の田舎の子供たちの方が強い。 整備されたアスファルトの上などで、遊び、生活し、通学していると、 地面から受ける衝撃を吸収するために、着地の瞬間にヒザを曲げて 衝撃を吸収せざるをえないのかもしれない。 着地する足(ヒザ)を真下に伸ばして、地面反力を活用しなければならない。 ヒザが曲がり、地面についている時間が長くなれば、速く走ることなどできないし、 足腰が強くもならない。= 瞬間的な爆発力が出ない。 柔らかい河川敷の芝生(原っぱ)、砂浜、山道(坂)など、 グランドでない場所でのトレーニングで、基本的な足腰、身体能力を鍛える。 「クリ、砂の上は疲れるか?」 「んー。なんかだるい感じだよね。」 「そーだな、そんな中でも足を真下に伸ばして着地することと、 左足のつま先を開かないように気をつけろ。」 「わかった。」 「真下に伸ばしてしっかり着地しないと砂の柔らかさに負けて、弾むように走れない。弾め、跳べ。」 「やってるよ。」 「もっと、高く、しっかり!」 「海に遊びに来たんじゃないの?」 「しっかり、自分の走りのスタイルを作り上げるためじゃ。いやならやめれば。」 「んー、ざんねん。」 「ノンスタイルか!」 砂だらけのボールとマーカーを波打ち際で洗っていて、突然の大波にびしょ濡れになった親子でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.11.01 10:15:59
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