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カテゴリ:教授の雑感
今日は天皇誕生日・・・と思うのは我々世代で、今は昭和の日。そんなこともあって、我が家がとっているY新聞の投稿欄では、「昭和」をテーマにした思い出が並んでおりました。
で、61歳の投稿者は、土管の思い出を語っていた。その昔、空き地の草っぱらに土管が山積みしてあって、自分たちにとってその土管は秘密基地であり、友達と一緒にマンガを読んだり、語り合った大切な場所であったと。そして59歳の投稿者は、「フラッシャー(=方向指示器)つき自転車」を買ってもらった時の嬉しさを語っておりました。 いや~、分かる、分かる。同世代のワタクシもまったく同じ! 一方、75歳の投稿者は、1960年安保闘争の時、デモ隊の真似をして訳も分からないのに「アンポ反対!」とか学校で騒いでいたら先生に怒られた話、また78歳の投稿者は、新宿ガード下で傷痍軍人を見た話し、73歳の投稿者は、学校にテレビがやってきてみんなで観た話を、それぞれ書いておられました。 だけどこの70歳代の方たちの投稿は、私からするとちょっと実感がない。まあ傷痍軍人は、子供の頃にチラッと見たことがあるけれども。 だから、同じ昭和の思い出と言っても、60代と70代ではやっぱり見ていた風景がちょっと違うんですな。当たり前のことだけれども。10~15歳の年齢差で、これだけ違いが出る。 やっぱり昭和後期って、社会がドラスティックに変化していった時代だったんでしょうな。 ま、だから何?と言われたら別に言い返すこともないのだけど、昭和の日の新聞を開いて、そんなことをちょっと思った次第。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
April 29, 2024 11:06:20 PM
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