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カテゴリ:日本の作家 瀬尾まいこ
中学2年の隼太に新しい父が出来る。優ちゃんと一緒の夜は恐くない、はずだったが。キレて自分を殴る父を、それでも失いたくない隼太が逞しく成長する姿を描く。
2010年2月発行 筑摩書房 237p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) やさしいことと、やさしくすることは、違う。優ちゃんは、ときどきキレて、僕を殴る。でも僕は優ちゃんを失いたくないんだ。隼太の闘いの日々が始まる。 評価 ★ う~~ん。 瀬尾まいこさんは 私の大好きな作家さん。 でも この作品は どうしても好きになれない。 義父による虐待を受け入れる中学生の男の子。 義父ができるまでの一人の夜が怖かったからということで 我慢するのが 痛々しい。 義父も虐待の後は 後悔し反省するのだけれど ここまで 中学生の隼太に頼るな、と思う。 どちらも外面がよくて 弱みを他人に見せられない、 お互いに相手の優しさに甘えているという事なんだろうけど なんだかなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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