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カテゴリ:日本の作家 上記以外のは行
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学ばない探偵たちの学園 ノベルス版 2004年1月発行 実業之日本社 260p 文庫本版 2009年5月発行 光文社 311p 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 私立鯉ケ窪学園に転校した赤坂通は、文芸部に入るつもりが、何故か探偵部に入部してしまう。部長の多摩川と部員・八橋とともに部活動に励むなか、学園で密室殺人事件が発生!被害者は、アイドルを盗.撮しようとしたカメラマン。妙な名前の刑事コンビや、個性派揃いの教師たちが事件をかき回すなか、芸能クラスのアイドルも失踪!学園が誇る探偵部の推理は。 感想 ★★★ 今をときめく東川篤哉さんの 「鯉ケ窪学園」シリーズの第1作。 この『学ばない探偵たちの学園』から 『殺意は必ず三度ある』『放課後はミステリーとともに』と 続いていきます。 探偵部の多摩川部長や八ツ橋先輩とともに 新入部員の赤坂通は 校内で起こった密室殺人事件を 解決しようと推理をはたらかせます。 殺人事件というのに 不謹慎すぎるほどコミカル。 まったく、この探偵部や先生方や刑事まで 真面目にやりなさい!と 怒りたくなるくらいのぐだぐださ。 でもそれがこのシリーズの魅力ですね。 ああでもない、こうでもないと 探偵部の面々が考えている話が続くうちに 真実はきっちり読者に提示されていて そして最後に 真の探偵役があらわれて すっきり解決。 お見事でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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