息子(小1)は毎週土曜日夕方4時から6時まで塾で国語と算数を学習しています。
塾で2時間以上過ごし、帰宅してすぐに宿題を1時間。
当初は家族そろってのせっかくの休日がつぶれる、と思っていました。
でも塾の先生いわく、平日は学校生活だけで疲れてしまうとのこと。
平日の小1のクラスに来るよりは、土曜日の方がはるかに体力もあり、
リフレッシュしているので学習効率がいいって。なるほどね。
娘(年中)も土曜日の午後に同じ塾なので、母は大変!
毎週家族4人分のお弁当を作り、待ち時間に公園などで食べ、時間調節。
先日は「塾が楽しい!!」という息子(小1)の言葉に驚きました。
「塾が楽しい!!」って言えるなんて、うらやましいなァ、と(笑)。
「どうして?」と聞くと、「簡単だから!」って。
うん、確かに。
塾では今7+6=13のようなくり上がりの足し算をやっています。
小学校では、まだ1+2=3をやっている段階です。
年長の1年間で進研ゼミチャレンジ1年生を修了していますから、
1年生の教科書の内容はひととおり触れたことになります。
余裕だな、と思いました。
余裕があるから、勉強がおもしろい。
先生の言うことがよくわかるから、楽しい。
「
全く未知のものをいきなり教室で勉強するというのは、
子供にとってはとても負担が大きいことなのです。」
そう
「プロ親」になる!の著者は指摘しています。
その著者が勧める先行体験。
うちも「先取り」をやってきました。
本当に試行錯誤の毎日ですが、「塾は楽しい!」という息子の言葉に
これでよかったんだー、という率直な感想です。
ところで、知り合いの小2の子。
お母さんがほとほと困った顔をしていらっしゃいます。
学校の成績がクラスでビリのほうで、先生から警告を受けたそうです。
特に算数が苦手だそうで、1年生の学習内容の理解も乏しく
2年生の勉強が完全に遅れているってお母さんが嘆いておられました。
「ちゃんと勉強をみてやっていればよかった。」って。
お母さんが仕事で忙しく、学校の勉強も家でみたことがなかったそう。
机にじっと座って勉強する学習習慣も全くなし。
本人は勉強に興味なし。
帰宅するとまっ先にお友だちの家に遊びに行ってしまうらしい...
中学受験をするわけでもないし、一番にならなくてもいい。
普通であればいい、と思っていたのに、とお母さん。
結局、勉強ができない子が行く補習塾に通うことになりました。
国語、算数、そろばんで週3日だそうです。
塾も、結局早くから入れておくか、後であわてて入れるか
どちらかなんでしょうか...
子どもらしく「のびのび」育つには、もちろん家族の愛情に包まれ、
健康であることは大事。
基礎学力がないと、ゆくゆくは「のびのび」育たないということもあるのです。
勉強しないでのびのび育てた結果が、学力不足で非行に走るケースもあると聞きました。
「
のびのびさせるということは、勉強させないで遊ばせることではなく、
むしろきちんとさせると、その結果素質が高く育ち、入学してから
学習に困らないのびのびした子が育つのです。」
(
「できる子」の親がしている70の習慣)
のびのびと好きな野球に打ち込んでいる息子の姿を尻目に、
今の私には実に納得できるコメントでした。
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