コミュニケーションをとるには火曜日がベスト、水曜日は最悪
対人関係は曜日に左右される、という研究がある。アイオワ大学のSteve Duck教授らは、1585名を対象に曜日によって対人関係がどのように変化するかについて調べた。この研究によると、最もけんか、口論が発生しやすいのが「水曜日」であることがわかった。その理由は、心の緊張が水曜日に解けやすいからだという。これに対し、月曜日は、週明けということもあり、精神的緊張が高く、「今週もがんばるぞ」と気合いも入り、自分の発言や行動に気を配る。しかし、水曜日になるとこうした緊張も解け、不用意な失言をしやすくなってしまう。金曜日は水曜日に次ぎ、対人関係にはよくないらしい。同研究より、対人関係でコミュニケーションが円滑になるのは、「火曜日」であるという。火曜日は一週間のうちで、対人関係のコミュニケーションクオリティーが最もよい曜日だ。これは、感情や身体のバイオリズムに関係しており、けんかや口論などの感情的な爆発は28日周期で起こってくるのに関係している。毎週水曜日がコミュニケーションをとるのに都合が悪い、つまり、7日おきに都合の悪い日が来ると言うことで、7の倍数である28日周期というのは、最も振幅が大きく振れる最悪の日、ということになる。大事な商談や、大切な人と会うには、水曜日は避けて、火曜日に設定するとよいかもしれませんね。