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テーマ:クルマ選び(281)
カテゴリ:クルマ
ホンダのハイブリッド専用車「インサイト」に試乗した。
2月5日デビューで販売店に試乗車が入ったばかり。 試乗車のオドメーターは9km。 パンフレットには「どんなに先進のテクノロジーでも、たくさんの人の手に届かなければ意味はない。 大切なことは、世の中に役立つものを、ひとりでも多くの人へ届けること」とある。 このコンセプトを実現したクルマが「インサイト」。 内外装は好みの問題。 この価格にしては頑張った感じ。 ハイブリッド車は大きな電池と制御システムを積んでいるというイメージがあるが、室内を見る限りそんなものはどこにもない。 外観から想像される普通の室内。 外観スタイルは「プリウス」のパクリという声を聞く。 ハイブリッド車の専用ボディーとして似てはいるが、実車を見るとプリウスとは明らかに違う。 後ろ斜めから見ると、むしろ先代の「インサイト」のイメージを想起させる。 なるほど、新型の「インサイト」と命名したわけのひとつがわかった。 販売店の周りを数キロ走った印象は、普通のクルマ。 最近のクルマだから走りに不満があることはない。 違和感のない加速とハンドリング。 ハイブリッドとはいえ、運転感覚は普通のガソリンエンジン車と変わらない。 インパネには”マルチプレックスメーター”なるメーター類。 モータがエンジンをアシストしているのか充電してるのか表示している。 スピードメーターの色が変ってエコドライブ度が分かるなど、運転中に燃費の良い運転をしているかどうか確認できるようになっているのが如何にもハイブリッド車。 一番驚いたのが”アイドルストップ”。 信号待ちで停止するとエンジンが止まって、車内がスッと静かになる。 エコカーなら当然の機能でも初体験ではびっくりした。 これまで新車の出る度に試乗してきた。 乗った時にどんなに良いなと感じても、帰りに自分の車に乗り換えてこう思う。 『「オデッセイ」で十分。乗り味も性能も「オデッセイ」で良い。』と。 でも今回は少し違った。 「インサイト」の新しいコンセプトから見ると、大きなボディー、余裕の空間は見直しても良いかな。 年に数回しか使わないサードシートを載せたまま走るのもmottainaiか。 時限立法で4月以降、低燃料消費の”次世代車”は取得税と重量税が免除になる予定。 ホンダは「3月登録までの税金差額分は弊社が支援いたします」という文書を出している。 しかし、この点についての営業マン氏の説明は不十分。 「オーダー内容が決まれば後はパソコンで計算されます」では勉強不足。 販売店の勉強が追いついていない感じ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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