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カテゴリ:自然科学
2月10日の天声人語にうれしい記事があった。
それは、金星探査機あかつきの金星軌道再投入が、成功したことに対するもの。 アポロ13号の奇跡の地球帰還の例を挙げて、“同じような緊張に「あかつき」チームも震えたに違いない▼5年前に金星を回る軌道への投入に失敗した探査機を、今度は見事に送り込んだ。…エンジンは動き続けてくれるか、燃料はもつか。祈るような思いだっただろう▼…”と感動的な内容だった。 ここからは私の推理。 実は5年前の7月に金星軌道の投入に失敗した前の月、即ち2010年6月13日は、はやぶさが小惑星イトカワのサンプルを地球に持ち帰った日。 はやぶさの成功の陰で、あかつきのプロジェクトチームの落胆ぶりは相当なものだっただろう。 そして、今回の再挑戦の成功。 チームメンバーの軌道計算の努力や、姿勢制御用スラスターをメインエンジンの代わりに使うなど、はやぶさのときのようなドラマがあったことを知った。 そんなあかつの成功を、感動的に伝えている天声人語に一寸感動した。 朝日の偏向記事には常々面白くない思いをしているのだが…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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