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2018.08.15
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カテゴリ:わくわく児童文学
高楼方子の〈このまえのにちようびシリーズ〉の第2作を読んだ。
〇ストーリー
モイくんは兄さんとひょうたん池に行く。それはたまごから大切に育てたサンショウウオを池に返すためだ。沈んだ気持ちのモイくんが池のほとりで出会った少年とは?祖父母のところで夏を過ごしているカボーくんだが,厳しそうな祖父のことは苦手だった。そんな祖父に誘われて池のほとりに行った彼が見たものとは?
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第1作に引き続き,2人の主人公が別々に同じ出来事を語る,という趣向のシリーズだ。
第1作は2人の少女視点で,少しミステリー仕立てな部分があった。それに対して第2作は2人の少年視点ということで,感情の掘り下げが不足気味の上に,前半から後半に向けて引っ張る要素が薄い。
パターンとしては同じだが,どこをとっても第1作に劣っている難しい作品となってしまった。
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わだかまりを持っていた2人の主人公が,ある出来事をきっかけに気持ちが晴れる,というパターンは同じなのに,どうしてここまで読後感が違うんだろう?
もちろん女性である高楼方子にとって,少女の気持ちの揺らぎの方が描きやすかった,ということはある。
だがそうした描写のこと以外に,第1作では主人公たちが自力で意識的にハードルを越えたのに,第2作の主人公たちは偶然そこを通過した,みたいな部分があり,そこに意思が感じられないからだと思う。
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シリーズ第3作がどのようにパターンを踏襲し,そして第2作の問題をどのように解消するのかが楽しみだ。





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Last updated  2018.08.15 22:49:01
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