|
テーマ:楽器について♪(3644)
カテゴリ:ロック/ギター
ギターといえばボディに空洞があって弦振動を増幅させる楽器だと誰もが信じていた1950年に、いきなりただの板きれにピックアップが付いたものを見せられた当時の人たちは驚き、戸惑ったんだろうなと想像します。
これってフェンダーのブロードキャスター(のちのテレキャスター)なんですが、フェンダーという新興メーカーがやった冒険だ程度に考えていると、当時既に50年の実績を持つ老舗ギブソンからもソリッドボディのギターが出て、それがしかも金色のボディだっていうんだから、やっぱり驚きを持って迎えられたんじゃないでしょうか、レス・ポール・モデル。 よっぽど素っ頓狂な色だったのでしょうか、ライバル社であるグレッチの社長からギブソンの社長宛に「ソリッドボディは止めた方がいいよ」と電話があったらしいです。 (でもレス・ポールの成功を見たグレッチからはもっと能天気なカラーのギターが出ることになりますが。) 弾きやすさと音質の追求の結果3度の仕様変更を経て、金色ギターは伝統的なサンバースト・カラーへと変えられてしまうのですが、ギブソンにとって金色というのは特別なカラーであるようです。 いったん製造中止された後、再生産が始まったときに選ばれた色もゴールドでした。 以前持っていたことがあったのですが、事情があって手放してしまいました。やっぱり欲しいよう。 レス・ポールが最初に変更したのはブリッジ。ブランコ型を改めラップアラウンド型のストップ・テールピースがブリッジをかねています。当時のものを出来る限り忠実に再現したモデル。 レス・ポールの第3弾、チューン・オー・マチック&テールピース仕様でP-90というシングルコイル・ピックアップが搭載されているモデルを現代流アレンジで再現したもの。 第4弾はピックアップの変更。シングルコイルから新作のハムバッキング・ピックアップへ。1957年途中から1年間作られたものを出来る限り忠実に再現したモデル。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.13 00:12:14
コメント(0) | コメントを書く
[ロック/ギター] カテゴリの最新記事
|
|