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テーマ:楽器について♪(3644)
カテゴリ:ロック/ギター
大学生が作ったOSがIBMに採用されたことをきっかけに、世界一の大富豪に上り詰めたビル・ゲイツを筆頭に、アメリカン・ドリーム目指してチャレンジする機運やまないアメリカですが、並のチャレンジャーはそこまで大それたことは考えていません。
「会社を興してヒットを飛ばし、大企業に買い取らせて引退」が並のチャレンジャーのゴールです(言い切っていいのか不安ではあります)。 ヘッドレス・ベースでベース革命を起こしたスタインバーガーですが、現在ギブソンに買収されブランドは存続しています。 もともと楽器を弾かないネッド・スタインバーガーが工業デザイナーの視点からベース・ギターを見たときに、ヘッドが重い構造を修正しようとして開発されたヘッドレス・デザインで、実験にはメイプル材が使われていました。 製品版はカーボングラファイト一体成形で、デザインとともに素材でもユーザーに衝撃を与えてくれました。 その後木製ボディと組み合わせたり、ギターやバイオリンも出したのですが、1992年にギブソンによって買収されました。 ギブソン買収以降、オール樹脂製ギターやベースは姿を消し、どんどん木の素材感を前面に出す方向に向かいます。また安価な製品をアジアで作成して、一時アメリカでの生産は止めていました。 いまさらアメリカが「物を作って売る」ビジネスを行う必要はありませんし、生産国がアジアなら買わないといったブランド志向とも無縁な製品だと思います。ネッド・スタインバーガーは幸福なゴールを迎えたのでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.25 10:47:26
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