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テーマ:楽器について♪(3644)
カテゴリ:ロック/ギター
フェンダーの創始者レオ・フェンダーはギターが弾けない、クルマ好きのおじさんだったらしいですね。それだからかは分かりませんが、フェンダーのギターにはムスタング(マスタング)、ジャガー、ブロンコ等自動車と同じ名前のものがあります。
実際デュポン社の自動車用塗料で塗装していたらしく、当時の自動車と同じカラーが見られます。 それに対して元々アコースティックを作っていたギブソンはソリッド・ボディのレス・ポール(と同時に出したES-295)で初めてギターをゴールドに塗る冒険をします。 1958年に伝統的なサンバーストに「退化」してしまうんですけど。 カラーバリエーションとしてはスタンダードは特にいじらず、カスタムで黒、スペシャルとジュニアでライムド・イエローとチェリー(初期ジュニアはサンバースト)という具合に展開していました。 それでも1970年代に入ってデラックスにメタリック・ブルーやメタリック・レッド等が加わりカラーバリエーションを楽しむこともできるようになってきたのですが、レス・ポール・スタンダードを好む層というのは伝統的ルックスに惚れている事が多く、あくまでも特注レベルの量しか出ていません。 楽器店でいつまでも売れないレア・カラーのレス・ポールって見た事ないですか?やはり欲しい人がすごく限られているんですよね。 ところが 「ロングテール理論」からいくとインターネット・ショッピングにおいてはレアなものから売れていく可能性があるということですよ。 そりゃトラ目のサンバーストの方が数は出るでしょうが、レア・カラーが売れ残って困るということは起こりにくいんです。 レア・カラーのレス・ポールを使うと少々変わってると思われるかもしれませんが、ロックのフィールドにおいては変わってることは有利に働く事はあっても損する事はないんじゃないですか? でも他のギターが欲しくなってそれを売りたいと思っても、なかなか買い手が付かない可能性はありますね、確かに。 Vixen 1970年代のカスタム お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.04.14 12:55:56
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