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テーマ:楽器について♪(3644)
カテゴリ:ロック/ギター
ギブソンのソリッド・ボディ・ギターは伝統的に同じモデルの中に複数のグレードを用意して、ユーザーの好みや懐具合に合わせた購入ができるようになっています。
現在は細分化されすぎたレス・ポールですが、登場時は1モデルでその後ジュニア、スペシャル、スタンダード(こちらが元祖)、カスタムの各グレードを発売しました。 それぞれの違いは色々ありますが、ポジション・マークもそのひとつです。 ジュニアとスペシャルは白いドット、スタンダードは台形(ディッシュとも)、カスタムはブロック(四角)のインレイになっています。 この区分は後のSGやファイアーバードにも引き継がれます。 もともとクラシックギターにはなかったポジション・マークですが、最近はついているものも作っているようです。 さて、今回のエントリーは「演奏中にポジション・マークを見ますか?」。 指板にポジション・マークがあるのは3、5、7、9、12、15、17…のフレット位置ですが、大抵の場合指板表面の他にサイド・ポジションにもあります。演奏中にフレット位置の確認をしたい時はおおむねサイド・ポジションを見れば事足りますよね。 それならば指板表面のマークは装飾以上の意味を持たないのではないか、という問いかけでもあります。 名人レベルになるとギターを見る事なく演奏できてしまうかもしれませんね。 フェンダーのジャズマスターやジャガー、ジャズベースのようにドット・ポジションからブロック・ポジションに変更になったモデルなんかだと、年代に対するこだわりの中に指板のルックスも含まれるのでしょう。 ドット/ブロック 弾いている本人には見えないけど、やはりこだわってしまいますね。 Gibson CUSTOM SHOP POPULAR DEMAND Series HAND BUILT TREE OF LIFE 指板を見ても何フレット目かが分かりにくい例 Parker Guitar P - 3 0 「ナイトフライ マホガニーナチュラル」 指板にポジション・マークを入れないメーカーの例 PRS Private Stock #1189 Modern Eagle Black Cherry ポジション・マークが連続する動きを表しているメーカーの例 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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