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2007.11.06
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カテゴリ:ロック/ギター
まあいつだって例外はあるもんで。

ギブソンのファイアーバードというギター、ほとんどの人は1弦側が突き出している不思議な形を思い浮かべると思いますが、例外的に6弦側が突き出した「ノン-リバース」が浮かんだ人、今日の話題には出てまいりませんよ。

またファイアーバード・スタジオも今日の話題からは外れます。あとエピフォンも。

1964年にデビューした、量産メーカーでは初めてのスルー・ネック構造のファイアーバードについてです。

スルーネック、アメリカではNeck through Bodyと呼びますが、ネックから同じ材が途切れることなくボディの終わりまで使用されている状態を指します。

弦の乗っているナットとブリッジが同じ木材の上にあるので、接着剤やボルトで留められたボディとネックの「断絶」がないため、音がよく伸びる(サスティンが長い)と説明されますが、あなたのファイアーバードはそんなにサスティンが長いですか?

長いと思った人、それはたまたまそういう1本です。ボディ(ウィング)の重さがベスト・マッチだったんでしょうね。

実はスルー・ネック「だから」ロング・サスティンであるとは言えません。
ファイアーバードより音が伸びるストラトキャスターもあります。サスティンを決めるのは構造ではないのです。

B.C.Richのスルー・ネックをお持ちの方は長いサスティンに満足しておられることでしょう。これは重く堅いメイプルをスルー・ネックに使用しているからです。

ファイアーバードと同じくネックにマホガニーを使用しているレス・ポールは長いサスティンで知られていますが、こちらはボディとネックを接着した「セット・ネック」構造です。ファイアーバードより厚いボディとメイプル・トップのおかげで重いギターです。

お気づきになりましたか。そうです。サスティンには重さが重要なのです。
それもファイアーバードのように広い面積に頼った重さではなく、密度を持った重さが必要です。

そういう重いギターはアンプに通さずに弾くと音が大きくありません。これを誤解して「鳴らない」という人を見かけますが、弦の運動をピックアップで拾うエレクトリック・ギターで生音の大きさは関係ありません。低音、中音、高音ともバランスよく出ているかどうかが最重要です。

ではファイアーバードは失敗作なのかというと、はずれです。

ファイアーバードのスルー・ネック構造はサスティンを目標にして採用したのではありません。

薄くて大きいボディは生鳴りを狙った設計です。ボディの振動に弦のエネルギーを消費してしまうため、サスティンは短めです。そういう音を狙ったのです。

元々フェンダーの市場を狙った製品として開発されました。当時はサーフ・サウンド全盛で、軽やかな音と適度に短いサスティンが歯切れの良い音としてもてはやされました。
だからファイアーバードにはミニ・ハムバッカーを採用したのだと考えられます。

ではファイアーバードにスルー・ネックを採用した理由とは?

デザイン、だと思います(笑)。

まー私、当時のギブソンにいた訳じゃありませんので推測ですけど。


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Last updated  2007.11.06 10:57:23
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