惜福
2011年4月4日ウイークリーメッセージより 惜福「惜福」とは、幸運がきたならばそれをすべて使い切らず、次に残していくような行動をとることのようで、将棋の米長名人の言葉で、とても印象深かった。例えば、車を運転していても、時間に余裕があるときは、急いでいる車に道を譲ったり、ゴミが落ちてたら拾ったり、運がとても良い時は他人にその運を分けたり、お金があれば他人にご馳走したり、浪費せず貯蓄したり、置き換えたらいろいろある。仕事に置き換えて考えるならば、売上が好調のときは、お客様に還元を増やしたり、まわりのお店の売上があがるよう協力したりと、自分本位ではなく、まわりに役立つ行動をして、運を残していこう。例えば、自分の売上が良いからと自分本位に考えていると、いつか足元をすくわれる。いい時こそ、まわりに還元する気持ちを持とう。東北地方太平洋沖大地震を見れば分かるが、自分たちの身の回りに何が起きるかは分からない。普段から惜福の行動で、他人を敬い、他人に譲り、還元する生活をしていこう。自分さえよければという行動をとっていたら、運勢は無くなる。僕は最近、コンビニのゴミ箱にゴミを捨てない(持ち帰る)、他人に道を譲る、仕事で喜ばれたらそれ以上にお客様に還元するよう、お金以上に動く、などなど多少ながら惜福を意識して行動している。