気配り
人間、役職が上になってくると、今まで腰が低かった方も知らず知らず偉そうになるときがある。先日も、とある方とのやり取りで、ちょっと気分を害した。その気はないだろうが、本当に上の人はいつでも腰が低いというかこちらの意をくんだり、配慮しようとしている。ぞくに「気配り」という言葉で集約できるが、会社をのばしている社長のほとんどが素晴らしい。たまに「あれ?」って思うことがあるが、その人、その会社はやっぱりおかしなことになったりする。そのちょっとの「気配り」を教えられることがなくすごした方はつらいだろうな。相手がしてあげようとすること、相手が自分に発信してくれていることの意図、心を考えてみよう。かくいう私も、不手際が多いと思われるが・・・。20歳代前半ごろ、毎日のように「気配り」について細かく教えてくれる上司がいた。例えば、食事中に爪楊枝をつかったら、皆さんが使いやすいところにもっていくとか。職場でいくら真剣になっていても、パソコンを大きな音で打たないとか。しんどそうな顔をすると、まわりはそれが気になって、仕事に集中しずらいとか。それはそれは、言われるたびにショックの連続で、まわりの社員もいるので赤面したり、情けない思いをしたが、今ではありがたいことだ。私も相手のために言ってあげたいと思うが、フォローできない人には言えないので、フォローできる人には発信したいと思う。