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カテゴリ:相続税
相続税の税務調査。調査官との何気ない会話の中に意味するものとは・・・
その1.被相続人(亡くなった方)について Q:出身地はどこですか? → 相続時の居住地と出身地(実家等)が異なる場合に、出身地に所有している不動産等がないか?の確認。 Q:父母の職業は? → 先代の財産形成の予測。先祖代々の資産家であったか? Q:先代の相続により取得したものはあるか? → 前記までの質問を踏まえ、ズバリ! Q:被相続人の略歴は? → 学歴・職歴や、居住していたところ(持ち家か?借家か?)、期間など → その所得に応じた財産形成が適正であるか?申告書に反映されているか? Q:死因と死亡直前の様子は? → 突然亡くなったのか?以前から病気だったのか? ⇒ 直前の税対策の有無は? → 入院していたのは大部屋か?個室か?期間は? ⇒ 死亡直前で、預貯金の支出の要因となるものがあったのか? → 意識は最後まではっきりしていたか? ⇒ 本人が財産を管理(判断 等)する能力があったのか? 譲渡や贈与など。 ⇒ “意識がない”場合に財産の異動等があると、誰がやったのか?となる。 → 遺言はあったか? Q:過去に大きなお金の動きはなかったか? → 譲渡、贈与などがあった場合、その申告はされているか?また、その後のお金の異動(「定期預金にした」とか)についても質問がある。 → 購入した高価な物など計上されえているか? → 自宅の修繕等(資本的支出(価値を増加させる))が行われていないか? ⇒ 家屋の相続税評価額=固定資産税評価額とされているが、上記の様な修繕があった年の翌年の固定資産税評価額にその影響が加味されているか? ⇒ 現地の確認もあるため、目新しくなっている個所では質問がくる。 → 死亡日直前に引き出した預貯金はないか? ⇒ 死亡の直前に、前もって葬儀費用の為に引き出した預貯金等がある場合には、相続時の手持ち現金として申告書に計上する必要がある。 ⇒ 相続時の預貯金の残高証明に、直前の引き出し等は反映されないため、通帳の現物確認も行われる。 Q:趣味は? → どう言ったことにお金を使っていたのか?の確認。 ⇒ 書画・骨董・宝石・貴金属の所有。 ⇒ ゴルフ会員権の所有。 ⇒ 大きな支出となるが、その形跡が残りにくいもの ・海外旅行 ・・・パスポート、写真の確認。 ・ギャンブルは好きか? 等 ...続きを読む ・・・ クリックお願い致します お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.08.11 10:03:17
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