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カテゴリ:読書
さて、昨日読んだ本の感想を
これは痛快だった、閉めっぽい内容ではない。 78歳の主人公ハナは、前向きな性格 久し振りの同窓会には目いっぱいお洒落して行くのだが 他の同級生と言えばしみったれた時代遅れの洋服に 色褪せたリュックサック、ペタンコ靴だ。 そんな同級生がハナに 「人間は中身よねえ~、あんたの恰好は何まるでハロウインみたいね」 と嫌味を言う。 ララ「僻んでるんやな」 このくだりが愉快 「中身よ、と言う女にろくな者はいない。 さほど中身のない女がこれを免罪符のように言うのだ」 うんうん、分かるわあ、そんな女って居るもん~ 「ありのままが良いのよ」と言う女に限って、妙に拘りがあるのよ、 例えば化粧品はこれでなければダメ、とか、エステに通ってる、とか、ね。 それでも(目の前の女に負けたな) と感じた時には「自然が一番よね」とのたまう。 何でも努力せねば保てないのは道理、それを 「すぐ死ぬんだから」と言い訳して努力を放棄する女や 自惚れが強くて自分を客観的に見れない女を辛口で綴った本かな。 後半の内容はまた別なんだけど、全体的には愉快よ 誰もがいつかは死ぬ、でもそれまでは、ヨレヨレでいたくないよね~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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