続ける理由
今日も、雪の中、武術の朝稽古に行って来ました。仕事でスケジュールがかぶる以外は、早朝でも、それが凍えるような日でも、雨がザンザン降ろうが、少々だるくても、とりあえず「必ず」行きます。というのも、苦い思い出が1つあるのです。3年前、武術を始めたばかりの私、趣味の範囲だったので、まだ週1回の練習だった頃。(今は、本気なので稽古は週6!)練習が、早朝からだったので、私の場合、前日が仕事で夜遅いため、なかなか起きられず、「今日は、サボろう~。」と行かなかった日も何度かあり、そんないいかげんな気持ちでの練習の日々が半年ほど続いたある日、いきなり、先生から「急に関西に行く事になったので、もうあなた達を指導できなくなりました。」と言われたのでした。ものすごく、好きな先生で、私のはじめての武術の師とも言える人なのですが、ある意味、今の私のきっかけになったお方で、「この先生についていこう!」と思っていたほど、尊敬していたのに、その先生の貴重な指導を、よく軽い気持ちでさぼったりして、「この半年、なんて無駄にすごしたんだろう~(泣)」と、自分の馬鹿さかげんに腹が立ち、激しく悔いた私。それと同時に、「二度とこんな思いはしたくない!」と思い、「もし、次に尊敬できる先生にめぐりあい、その先生に稽古をつけてもらえる機会があれば、必ず行って、二度と、本当に二度と!!与えられた貴重なチャンスを無駄にしないようにしよう。」と強く心に誓ったのでした。それ以降、幸運にも、この人について行きたい、と思える師に何人も出会え、あの時、誓った通り、きちんと稽古に通っています。石の上にも3年というが、趣味の範囲を超え、本気で取り組んで、ようやく1年半が過ぎたところ。中国語も、始めてそろそろ2年になろうとしています。武術もまだまだ本当に下手だし、中国語も初級に毛が生えたレベル、身についたのは「根性」だけかも~?とりあえず、先を目指して、あの時、誓った思いと共に、まだまだ精進いたします。