今を大切に笑って生きる事。
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昨年の広汎子宮全摘術から、1年を無事迎えるコトが出来、 「淡島神社」へ、お礼参りにも行った私ですが、 術後のコトについて、マタ少し書いていきたいと思います 2005年9月16日 尿の管が抜ける。 いよいよ、自己導尿の訓練です。 子宮ガンの手術(広汎子宮全摘術)では、膀胱の神経も とってしまう為、排尿障害になってしまうのです。 私の場合、膀胱の神経をかなり残してもらっているので 排尿障害も軽く、早く回復するだろうと言われていました。 昔は、どんなガンの手術でもガンのある臓器はもちろんのコト、 根治治療の為、周りの健康である部分もとるのが普通でした。 でも、やはり健康であるモノまでとるコトで、 体調が崩れたり、そういった後遺症があるのが問題視され 最近では、特に問題のナイモノは、なるべく残す手術が多くなっています。 私の場合も、膀胱の神経を全部とる必要はないと判断され 多くを残してはもらっていますが、やはり 子宮は膀胱、腸ナドが近くにあるので、 どうしても、膀胱の神経にも触ってしまうコトから、 神経を残していても、排尿障害は免れません。 (腸にも触るので、排便障害にもなります。) 排尿障害とは(私の場合でしかお話出来ませんが) ・尿意がなくなる ・自分で排尿が出来なくなる といった症状になります。 手術後、自分で歩けるようになり、尿の管を抜かれると、 まずトイレで排尿をさせられます。 でも、もちろん自分で排尿出来ません。 どんなに力を入れても、出ないのです。 普通の方には、トイレに座っておしっこが出ない感覚って 想像出来ないと思います。 私も、術前やその時まで、想像つきませんでした。 (自分で排尿させられるまでは、尿の管を入れっぱなしなので 気付かなかった。) でも初めは、それまで尿の管から排尿されていたので 尿が溜まっていないから。と思っていたのですが、 ソレから、また何時間かしても「おしっこに行きたい。」 という感覚さえ全くナイ。 コレが尿意がなくなる。というコトでした。 (実際、自己導尿で排尿してみると、けっこう溜まっている) 術後、排尿訓練と言って、ドレだけ力を入れても尿が出ないモノを お腹を押したりして圧迫させ、排尿させられる病院もあるそうですが 私の通う倉敷成人病センターでは、膀胱を圧迫させるコトによって 膀胱に負担がかかるので、シバラク膀胱を休ませる為に 自己導尿を練習するのです。 マタ、未知の世界に不安 術後、繋がれている尿の管。 正直とても邪魔でした。 寝返りを打つにも、邪魔。 刺さっているトコロが、違和感。 最悪 でも、コレを外してしまったら、ついに自己導尿・・・。 と思うと、ソレもまた不安・・・。 この前日、そんなコトを主治医と話していると、 どうやら、この尿の管に違和感を感じるコトは 実はいいコトだそうです。 違和感=尿道に感覚があるというコトになるので、 やはり、私は尿意も早く戻るかもしれない。と 主治医や安藤先生は期待して下さっていたようです。 でも、やっぱり自己導尿に不安のある私に、 主治医は、尿の管を抜いて、自己導尿が出来ないようなら また尿の管を入れればいいから。と言って下さり この日に決定 いよいよ自己導尿の練習。 まずブッタマゲタコトがありました。 自己導尿は、尿道の周りを清浄綿で清潔にし 細いストローのようなモノ(カテーテル)を尿道に入れ 排尿します。 この時、カテーテルにキシロカインゼリーという局所麻酔剤をつけ 尿道に挿入します。 コレで、痛みも軽減 と言っても、違和感はありますが、ソコまで痛みはありません。 でも、やはり普通は、「おしっこが出るトコロ」でしかない 尿道に「モノを入れる」なんて想像ダケでコワイですよね で、何にブッタマゲタかと申しますと・・・。 尿道口の場所でした 初めは、看護師さんについてもらい、鏡を前に 尿道口を見つけるトコロから始めます。 (この自己導尿ナドを看護師さんの前で経験して、私は少々のコトは 羞恥心がなくなったような気がしますが) 尿道口をドコだ。ドコだ。 と思っていると、看護師さんの指す場所が 思ってた場所と違う へぇ~・・・。 私は、もっと前の方だと思っていたんですが どうにか、看護師さんがついていてくれて ハジメテの自己導尿成功 手順も分かったモノの、尿道口をスグに見つけられないし ウマク入れるコトもまだ難しい シバラクは看護師さんについてもらっての自己導尿でした。 そして、尿意もやっぱりナイ為、時間を決めて 自己導尿します。(例えば3時間置きナド) 術後から、主治医が早く回復するだろう。 と言って下さってたので、案外普通におしっこ出来たりして なんて、ノンキに構えていたモノですから、 尿意が全く感じられないのは、ショックでした。 正直「先生のウソツキ」と心の中で思ったりして でも、今ではだいぶ尿意も戻っていて (ずっと戻らない方もいらっしゃるとか) 自己導尿も、術後半年を迎える前には卒業していたので 先生の言って下さっていたコトは、本当だったんですが (ウソツキ呼ばわりしてゴメンナサイ。先生・・・。) でも、完全に尿意が戻るのは、 あまり期待しない方がいいそうです。 2005年9月17日 この日、婦人科の診察と泌尿器科の診察がありました。 どうやら、手術中に尿管にチューブを入れていたらしく そのチューブを抜く手術をしました。 (手術と言っても、麻酔ナシの簡単なモノ) 一応、手術名:ステント抜去というそうです。 (退院後、医療事務の教科書で見た) 尿道口から、機械を入れ(カメラのついたモノ。 胃カメラとかの細いバージョンみたいなヤツだと思う) 膀胱の中を診察され、尿管のチューブを抜きます。 コレがまた痛い やはり、尿道はおしっこを出すトコロです その痛いのもあり、なんだかそんな状況がタダ辛くて、 泣きながらの診察 私、こんなトコロで何してるんだろう? なんでだろう? もっと初期だったら、こんな思いしなくて済んだのに・・・。 という気持ちでいっぱいでした。 でも、私のガンのタイプで、私のように小さい段階で 見つかったコトダケでも、充分幸せなコトです。 でも、この時は普通におしっこしたい。 普通の生活に戻りたい。 早く退院したい。 という思いで、いっぱいだった術後8日目でした。
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