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カテゴリ:淡路島
最初は、玉藻前曦袂 神泉苑の段 【陰陽師安部泰成が見破った三国伝来の妖狐の化身】 舞台右袖に、浄瑠璃を語る義太夫と三味線の人がいます。 ふたりとも若くて美人さんでしょう? 浄瑠璃の人は中学時代郷土部。 その頃からずっと練習されていたそうです。 天竺・唐土で王を誑かした金色の毛で尻尾が九本の狐が、 日本に渡り、狙ったのは姉の死後入内した初花でした。 ⇒ ⇒ 美女と妖狐の面が一瞬で変わります 初花は玉藻前と名を改め、 天下一美しく賢いと鳥羽院の寵愛を受けていたのですが… 陰陽師安部泰成が、それを見破り 持っていた鏡をかざして退治する ア、ラ苦しや この日の本を魔界になさんと思いしに 鏡の威徳に見あらはされ このままに止みなんこと さて口惜しや この上は那須野が原におもむき 人民を悩まさん …と、飛んで行きました。 ********** 次は、賤ヶ嶽七本槍 勝久出陣の段 【戦国時代に散った美少年の悲しい決意】 今度の浄瑠璃・三味線は、ベテランのようです これは、ちょっと難しくて 私には消化不良でした。 上の写真は勝家です 勝家と勝久親子の中がしっくりいってない様で… 勝家の命令で息子勝久が出陣する時に 乳母が餞別にと自害する。 勝久も討ち死にを覚悟の出陣。 「すぐに冥土で巡り合えるでしょう」と。 女性の打ち首が出てきたのだけど 何なのか全然分かりませんでした(^^ゞ ちょっと難しかったかな? 何度かこの浄瑠璃を聞けばわかるのかも。 ********** 日本で人形浄瑠璃の常設館は、 大阪の文楽座と淡路人形座だけ。 人形浄瑠璃の発祥地でもある淡路島。 私たち島民は、 この素敵な財産を守り続けなければならないのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
September 22, 2010 01:47:16 PM
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