1年以上ぶりのドイツ・・・ご飯
昨日までドイツのクリスチャンの実家の里帰りにお付き合い(?)してきました。クリスチャンは昨夏にも一度ドイツへ一人で行ってきたのですが、私にとってはロンドンへ引っ越してきてから初めてのドイツ上陸です。パスポートもなかったので・・・さて、久々のミュンヘン空港・・・クリスチャンのお父さんが車でお迎えに来てくれて、そのままクリスチャンの実家へ・・・約2時間弱のドライブ(?)を終えて、クリスチャン実家へ到着すると、車を見て飼い猫のビリーが走りよってきましたよ相変わらずおデブなビリー・・・夜にはクリスチャンの一族郎党が集まったのですが、みなさんお変わりなくお元気でしたヨ。そして・・・翌日には早速、4年以上も住んだミュンヘンの街へお出かけ・・・今回は、私のお友達が宿泊のオファーしてくれたのですが、クリスチャンと一緒だったため中央駅前のホテルへ滞在となりました。ネットで見たらきれいそうだったのですが、実際はぼろかった・・・ま、そんなもんですね。ミュンヘンでは久々のお友達との再会を果たし、とっても楽しい時間を過ごすことができました。街も1年以上ご無沙汰していましたが、変わりなく・・・ただ、けっこう駅名とかを忘れている自分がいましたが・・・しかし、そんな楽しいミュンヘンの時間は過ぎ去り・・・もっとお友達とゆっくりしたかったと、後ろ髪をひかれる思いを残し、クリスチャンの実家へ戻る日の朝のこと・・・ホテルのチェックアウトは12時だったのですが、目覚ましが鳴る前に知らない人に起こされることになるとは!そう、まだ9時にもならない時間だったと思うのですが、こっちがぐーすか寝ているところに、いきなりドアがガチャっと開いて「ハロー」という声がクリスチャンが「ハロー」とノンキに挨拶を返すと、無言でドアを閉めて知らない人は立ち去りました。人を叩き起こしたんだから、謝るくらいしろーと思ったりしたんですが、それ以前になんで勝手にドアを開けるんだ!ですよね。これまでいろいろな国に旅行してきましたが、ノックもなしにドアが勝手に開けられるというのは初めてです。しかも声の主は男性だったんですが、これがもし着替えてる最中だったら痴漢でしょ・・・もしかすると人間モーニングコール(?)頼んでないけど・・・ずいぶん、不思議なシステムのホテルに泊まってしまったようですが、いまだにあの人は誰だったのか不明・・・でもドアを開けるくらいなので、たぶんホテルの人だと思いますが、寝てるところにハローって言われても・・・さて、そんな変なホテルにはおさらばし、再びクリスチャンの実家へ・・・戻った当日の夜はクリスチャンの妹と彼氏の住むアパートでお夕飯をごちそうになりました。ドイツの大晦日によく食べるという「ラクレット」です。まずこちらが、鉄のちりとりみたいなのに乗せる具材など・・・ そして、鉄板の上に乗せて焼く肉など・・・ 鉄板ではこのように肉などを焼き・・・ 鉄のちりとりにはいろいろな具とチーズを乗せて焼きます・・・ ちなみにちりとりは、鉄板の下に収納スペースが・・・ いまいち、ラクレットを説明しきれていないような気もしますが・・・翌日は一族郎党集まってのランチで、ホテルの中にあるレストランへ・・・こちらが前菜のパルメザンのスープ、しゃれた盛り付け?? ちなみに、このランチはクリスチャンのドクター(博士号)取得のお祝いも兼ねて(といっても取ったのは1年半以上前ですけど)いたので、太っ腹になっていたクリスチャン(でも支払いはクリスチャンのお父さんですけど)は、いつもせこいことをいうのに「ステーキ食べなよ」と一番お高いメニューを私に勧めてきました。しかし、つつましい嫁の私・・・人のおごりだからといって、そんな高いものを頼むわけにはいかないので、地元産の牛肉(でもやっぱり肉)で作られたバイエルン飯をオーダーしたら・・・クリスチャンのお母さんと叔母さんは、ちゃっかり(?)一番お高いステーキを頼んでいたよ・・・さすが姉妹・・・クリスチャンのおばあちゃん(お母さんと叔母さんの母親)は、つつましやかにシュニッツェル(ドイツのとんかつみたいなの)を頼んでいるのに・・・そんでもって、残ったシュニッツェルを持って帰っていたのに・・・・というわけで、私のメイン、ババリア風牛肉の煮込み・・・ これ、写真ではわかりづらいんですが、平べったい肉が2枚乗っかっていました。かなりの量です・・・そんでもって私の好きな付け合せは紫キャベツのサラダ・・・ ついでにクリスチャンが頼んだのは、お魚料理・・・ そして、デザートはクレープにアイスクリームが3つもついてきた・・・ のですが・・・さすがに私はデザートまでたどり着かず・・・クリスチャンが一人で食べましたよ。しかし、その後に私たちが結婚パーティーをしたお城の中のレストランのカフェで、ちゃっかりデザートいただきました。散歩のあとで食べたシュークリームみたいなデザート・・・ というわけで、今回のドイツ滞在ではいったいどんだけ食べたんだろう?というくらいの勢いで、毎日限界まで食べ続ける日々でした。クリスチャンは久々にみんなに会って「痩せた、痩せた」と言われていましたが、私は言われなかったどころか、きっとみんな心の中で「嫁がクリスチャンの分も食べてんだな」と思われたことでしょう・・・ロンドンではあんな大食いしてないんですけどね・・・(たぶん)