四国一周お城巡り(今治1)
次の訪問地は今治今治市は愛媛県では松山市に次ぐ町で、今治タオルで有名ですね。そして、今治城の城下町として栄えた町でもあります。今治駅に到着。15年前に一度来たことがあるのですが、駅前の印象が随分変わったようです。ちなみに、駅に流れるメロディは“瀬戸の花嫁”です。今治城は海を活用した海城であることから、高松城と中津城とともに日本三大水城と言われています。お堀が広いので水の中に浮かんでるような感じです。これは、なかなか攻めにくいお城ですねぇ。城内につながる土橋が見えてきました。土橋は巨大な内堀に架かる特徴的な橋です。ここを渡って城内に入ります。渡りきると鉄御門(くろがねごもん)があります。つまり表玄関ですね。【鉄御門】名前の通り門扉を鉄板で覆ったものです。これは2007年に復元されたものですが、かつては手前の土橋を渡り切ったところに高麗門があり、枡形を形成していました。これは丸亀城の枡形と同じですね。【勘兵衛石】石垣中央の巨石は今治城最大の石で勘兵衛と呼ばれています。この巨石は鉄御門復元の際に城内に保存していたものをここの石垣に戻されたそうです。鉄御門が見える武具櫓の中に入ってみました。櫓の中から、入って来た土橋がよーく見えました。敵が攻めてきたときは、ここで迎え撃ったのでしょうね。武具櫓内から見た鉄御門よくぞここまで復元したものです。