四国一周お城巡り(伊予大洲)
松山の次の日は伊予大州(いよおおず)に移動。宇和島に行く前に途中下車しました。初めて行く場所はワクワクしますね。【伊予大洲城】肘川越しに見る大洲城、この方向からのお城がベストですね。大洲城は1331年鎌倉時代末期に守護として伊予に国入りした宇都宮氏によって築城されたといわれ、その後藤堂高虎等によって近世城郭として大規模に修築されたということです。地元住民の活動もあって江戸時代からの四つの櫓が残され、国の重要文化財に指定されています。天守は戦後復元されたものですが、国産の木材で造られた天守としての四層四階は日本初ということで、19mと日本一の高さを誇っています。天守の中に入ると、城郭建築特有の迫力ある木組みを見ることができます。この日は、訪れていたのは私一人だったこともあり、本当に贅沢な気分にさせていただきました。天守から見た肘川と大洲の町、JR予讃線の鉄橋が見えます。最初の写真はその鉄橋を渡る車中から撮ったものです。【大洲城三の丸南隅櫓(重要文化財)】三つある重要文化財の櫓の中では最も古いものです。今はお殿様公園に旧大洲藩主の住居とともに残されています。櫓ごしに天守が見えました。【大洲神社】大洲神社の中を通って“臥龍山荘”に行くことにしました。臥龍山荘の土塀と神社の苔むす石垣が風情ある小道を演出していました。【臥龍山荘(重要文化財)】肘川に降りると臥龍山荘全体を見ることができました。個人が明治に建てた別荘だそうですが、数寄屋造りの臥龍院他が平成28年重要文化財に指定されました。優秀な数寄屋造りが高い評価を得たのでしょう。【おはなはん通り】NHKの朝ドラ「おはなはん」のロケがここで行われたことからこの名がついているそうです。もう50年も前のことです。私は高校生の時でした。伊予大洲駅に到着。 ここから宇和島に向かいます。