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テーマ:気になったニュース(30422)
カテゴリ:視・紙・誌面から
ダイハツは父が商売を始めた頃に乗り始めた三輪自動車、いわゆるオート三輪の時代になる。池田市にはアゼリアホールという立派なホールがあり、私も遠距離ではあったが何度か行ったことがある。とてもいいホールだが、1階にミゼットが飾ってあり、いかにも「ダイハツ城下町」という気がしたものだ。まだキックでエンジンをかけ、ホロで覆われただけの、オートバイに近く、冬は非常に寒かった。
コンパーノという名の普通車(とはいえライトバン・4ナンバー)に替えて水冷エンジンになり、暖房が入った時には天国だと思った。小学校の頃の話だ。ダイハツは真面目な会社というイメージを持っていたが、この度届け出について不正があり、全社営業停止になった。かのフォルクスワーゲンもディーゼル排ガスで似たようなことをやった時に「まさか」と思ったが、今度は「ダイハツよ、お前もか」という気がしている。 それにしてもそんな城下町、下請け業者はいっぱいいるはずだ。社員はもちろんのことだが、部品や金型が納入できないとか、見込み生産でやっている小さなところが多いはず。年末の寒空に気の毒な話だ。最低1ヶ月は止まるようで、昨年だったかのNHK朝ドラの主人公ではないが、中小企業にとっては痛手は大きい。 法令遵守は当たり前のことだが、こと政治家が法令を守らない。法律を作るものが守らない、抜け道を作るは背任と言うべき、いや立法府の者がやるなら特別背任だろう。いかにもあるであろうことを、責任者が「関与してない」とぬけぬけと言うから始末が悪い。「まさか」がまかり通る社会は絶対におかしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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