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テーマ:年末年始の過ごし方(693)
カテゴリ:健康のこと
年末に届いた喪中はがきの中に学生時代に一緒に歌っていた同級生(女性)からのものがあった。同級生といううち、一般教育課程で大教室で講義を一緒に受けたくらいのものだが、サークルが同じとなるとまさに「同じ釜の飯を食う」というやつで、特別な関係になる。
私は何故か同級生の家に上がり込んで交流するという変な特技?があり、その家になった柿をもらって帰ったり、食事をいただいたりと、親との関係も持つ変わった学生だった。学生を大事にしてくれる風土もあったのかもしれないが、ちょっとした人気者?というところだった。 この友人は昨年1月に母親を亡くし、9月に配偶者を亡くして「寂しくなってしまった」と書いていたので、折を見て連絡しようと思っていた。卒業後も年賀状のやり取りはしていたので、住所から電話番号を探すサイトで見つかった。 「いやあ、久しぶりやね」「去年はえらい歳やったね」と話を聞き、ご亭主はなんと「乳がん」で亡くなったとのことだった。誠にレアケースで、切ってから5年はなんともなかったのにそれが再発して、抗がん剤治療に入った途端、みるみる体力が落ちたということだった。正常な細胞もたたくから、無理もないことだ。 「やっぱり落ち込むことは今でもあるよ」「自分が教師の時には子供を姑さんに見てもらって仕事をまっとうできたのだから、その分を恩返ししないと」で、退職後の今は学童保育に関わっているという。 自分もガンは2つ切って、まだ経過観察3年目だ。今のところは大丈夫だが、まだ何かあるかも知れない。「久しぶりに声を聞かせてもらったのは何よりのお年玉」「ずいぶん古いお年玉で悪いがね」と笑って電話を切った。 あれこれ言いながらも女房と健康に過ごせているのはありがたいことだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年01月03日 22時59分03秒
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