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テーマ:成年後見について。(10)
カテゴリ:視・紙・誌面から
自分で物事の決断をする能力のない人間の本人に代わって財産の管理をするという業務をするのがこの制度だが、知的障害の子供を持つ親にとって最も関心の高いところだ。ところが、この制度、使いにくい事この上ない。事実上弁護士に頼むように仕向けてあると考えても良いほどだ。
障害年金は年間100万円に満たない。ところが弁護士に頼むと月額5万円を要求されるという。情報が間違っていることを祈りたいが、仮に親が負担しても多くは先に死ぬから供託してもいずれは本人負担になる。年間60万円持っていかれたら生活できない。NPOに頼めるところもあるというが、一度後見指名したら変更もできないという何とも上から目線というか、使いづらい制度である。裁判所に会計報告をするという義務もある。契約書も弁護士頼みだから何から何まで踏んだくられるという方がわかりやすいかもしれない。 無償でというと兄弟に頼むことになるが、財産を一任するわけだから、利益相反が起きる、という可能性をついてくる。指名しにくいことになる。任意後見の契約を自分で作るのが良いと思うが、ハードルは高そう。 然し、自分が認知症になった場合を想定したら、子供や配偶者に順位をつけて任意系や悪しておいた方が良いと考えるので、それを書いてから自閉君の文を作ろうと思っている。一つこなせばどうにか道は開けると考えている。 いずれにしても、成年後見制度が使いやすくなれば選択肢が一つ増える。改善して欲しいものだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年02月14日 19時10分13秒
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