函南町にある分水施設『八ツ溝堰』歩いたら見つけたんですけど、こんなのが気になるのは円筒分水のおかげ
先日、函南町内をてくてく歩いていたあきらっく。健康のためには歩くべきですわなってことで某所まで歩いたんですけどその道すがら。なんか分水してね?って思って写真を撮ってみました。あきらっくが好きなのは円筒分水と呼ばれるもので、水を丸いところに通してサイフォンの原理で公平に分けるというものです。水利権がシビアだった頃に水で争いが起きていたので公平に分けるために作られました。そこからなんとなく、水を分水するのに反応してしまうあきらっく。みてみるとお水が3本に分水しています。へー、おもしれー。けど公平には別れんよね。特に左側はちょろちょろしている感じだし。。で、家に戻ってから調べてみたら『八ツ溝用水』というもので大場・大土肥・仁田・間宮・塚本という広い範囲の水田を潤している用水ですって。いつ構築されたかは分かってなくて、各地の用水路構築・新田開発の進行から類推して、室町~江戸時代にかけてと推測されています。とのこと。(函南町遺産ってサイトから拝借) 写真はその中の『八ツ溝堰』と呼ばれるものです。来光川の流れに堰を設け、分流して取水しているのですけど、そこから一旦「狩穴堰」って言うので二つにわけて、そっから『八ツ溝堰』にて分水させています。これ、よく調べると三つに分けているんじゃなくて、真ん中のがこの先で分かれているので四つに分水しているんですね。おもしれー。