1月24日相模湾は小春日和を思わせるくらいにおだやかでした。
(1月24日午前9時15分ころ 根府川付近から)
伊豆大島も鮮明に見えます。それだけ空気が澄んでいるということです。
まだまだ寒の内、冬の海ならではです。
今回の主題は、清見への袋かけと剪定のことはじめです。
清見は3月くらいに収穫する晩柑です。
ミカンといえば「冬がまた来る」と12月の季語でしょうが、
最近では3月までもフレッシュなミカンを味わえるようになっています。
4年前、2004年と5年に試しに苗木を1本ずつ植えてみました。
(1月24日清見1番)
落下していた果実がヒヨドリによって中身をえぐられていました。
とりたちは熟したミカンが大好きです。
今は、他のあちこちの畑で饗宴しているのでしょうが、時たまやってきます。
ここは微細なので今のところ見逃されていますが、
いつ突っつかれたとしてもおかしくありません。
そこで、今回初めて袋かけをすることにしました。
ミカン畑を通ると袋かけされている木をみかけますが、
12月くらいの色づきだした清見・はるみに袋をかけているんですね。
1個1個丁寧に、りんごのように大変な手間ですが、
鳥の加害を防いで、美味しいみかんを守る為には大事な作業です。
(1月24日袋かけした清見)
これまでのところ加害は無いのですが、念のためです。
農協から袋を分けてもらいました。
2本の幼木で21袋と35袋、計56個がなっていることがわかりました。
農家の苦労のミニチュア版です。遊び程度です。
2本の幼木からしても、成木にかかる大変な作業が想像されます。