みかんの生育は、順調に育っています
このところ、みかん園への新たな住人・ニホンミツバチを迎えることににぎやかで、
みかんの木を、あまりかまってはいられてないのですが・・・。
草刈りも先延ばしにしているのですが。
しかしなんたって、自然はよろず生命力にとんでますから、心配なし。
これは早生みかんの小木です。
地べたの草取りも、ここに関しては問題なし。
メヒシバも、周辺にはありますが、小木を覆い隠すほどではありません。
他方、みかんの木の成木の方はというと、
同じ一本の木ですが、この木は前年は表年、成り年の木でした。
従って、常識的には、今年は裏年のはずですが。
見ての通り、中央の枝は、黄緑色の葉だけが目立ちます。
それは裏年の木の特徴的な姿ですが、
ところが右側の主枝の方は、濃緑色の葉に果実をたくさんつけてます。
この木に関しては、木の全体で表と裏をしめすのではなく、
枝によって、表の枝と裏の枝があって、木全体としては平均的な出来になるということ。
そういう木も、なかにはあってよいと思います。
先般、JAの摘果講習会の時に、
「裏年の木は、全部摘果せよ」などの指導がされていましたが、
その時も、当方はもの申していたんですが、
「みかんの木には、枝によっても表と裏があるので、
全体を無理に摘果によって、表裏を一色にするのは木の実情に合っていない」と。
質疑では、この意見は馬耳東風で、問題にされませんでしたが。
やはり、当方としては、この木の事実はそれをしめしていると思います。
ただ、JAの農家の方たちは、(この6月からは、当方もその一員なんですが)、たくさんの本数のみかんの木を相手にしているので、いちいちその一本一本の木の特性までは、見てられない、ということでしょうが。
そこが、大経営をするひとたちと、ミニ栽培者との、大きな違いなんでしょうが。
当方としては、農協のみかん栽培指導は受けつつも、それは大いに参考にさせていただいているんですが、だからといって、そのすべてをよしとはしてない状況・問題がここに示されているかとおもいます。
みかん栽培においても、大規模経営の栽培方法は、一律にはミニ栽培とっては、必ずしも妥当しないということです。ミニ栽培には、ミニ栽培の仕方があるということです。