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みかんの木を育てる-四季の変化

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2019年09月29日
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​新版『資本論』の学習(その1)​

本日(2019.9.29)から、新版マルクス『資本論』の学習を始めました。

全体は三巻ですが、マルクス(1818-1883)は第一巻を1867年に刊行して、
二巻・三巻の草稿を残して亡くなりました。
日本では幕末から明治14年頃のこと、第一巻が刊行されて150年がたってます。
現在の社会、資本主義社会の発展の法則を経済学を検討することで明らかにしたと。

誰しもマルクスと『資本論』の名前は知っていると思いますが、
果たしてどれだけの人が、実際に読めてるでしょうか。



いまは、この大著に挑戦するうえで、たいへん良い機会なんですよ。
この9月20日から、残された草稿の研究成果も含まれた新版『資本論』が刊行されだしたんです。
二カ月に一分冊ずつ刊行されて、全12分冊がそろうのは2021年10月の予定とのことです。

全三巻を一括で目前にしたら、なんたって大部なものですから、圧倒されちゃうと思うんです。
2カ月のうちに1分冊ずつですが、このペースで続けれたら、ゴールが見えてくるはずなんですが。
はたして、それは実行できるでしょうか。
手元に宮川實訳『学習版 資本論』(あゆみ出版 1977年刊)があります。以前に知人にいただいたものですが、時に翻訳を比較するようにして、文章の理解の幅を広げるようにします。

今回の学習は、これには、6つの序文、ないし後書がありますが、
そのうちの3つがマルクス自身が書いたものですが、これを学習しました。
マルクスは、ここでこの本で自分のとっている研究方法を書いています。
まだ、経済学の中身には入ってませんが、
科学的な、仮借なき批判精神による研究の成果によると書いてます。

この新版の新たな特徴と思いますが、努力ポイントかと思いますが、
今回の注意書きには、そのマルクスの長年の研究の歩みが、草稿の続きあいが紹介されています。

あの夏目漱石も、明治の時代、イギリス留学中に、この『資本論』を読んだようですよ。
かの大作家の講演、『現代日本の開化』(明治44年)や『私の個人主義』(大正3年)などの前提には、こうした文明社会に対する探究もあったようです。実際に漱石がどの様に読んだか、国禁の書でしたから、率直にストレートには語ってませんから、確かなことは分からないんですが。それを示唆したものを残しているようです。

とにかく、新版『資本論』の学習を始め出しました。
少しずつであっても、「継続は力なり」です。






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Last updated  2019年09月29日 21時14分48秒
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Re:本日から始めました、新版『資本論』の学習です(09/29)   はなたちばな3385 さん
失礼しました。漱石はマルクスの論文を読んでますが、それが『資本論』であったのか、はてまた『共産党宣言』であったのか、または他の文章だったのか、それは分かりません。
明治35年3月15日付書簡に「カールマルクスの所論の如きは単に純粋の理屈としても欠点これあるべくへどもとは存じ候へども今日の世界にこの説の出づるは当然のことと候」(全集第14巻、岩波文庫「漱石文明論集」P333)との書簡が掲載されてます) (2019年10月04日 13時55分02秒)

Re:本日から始めました、新版『資本論』の学習です(09/29)   はなたちばな3385 さん
漱石の手紙の引用をミスしました。
「カール・マルクスの所論の如きは単に純粋のりくつとしても欠点これあるべくとは存じ候へども今日の世界にこの説の出づるは当然のことと存じ候。小生は固より政治経済の事に暗く候へどもちよつと気炎がはきたくななり候あいだかような事を申し上げ候。『夏目が知りもせぬに』などとお笑いくだされまじく候。」でした。 (2019年10月04日 14時09分04秒)

Re:本日から始めました、新版『資本論』の学習です(09/29)   kazu さん
宮川實訳『学習版 資本論』は私も持っています。
今は宮川彰先生から「資本論」を学んでいます。
商品のところは何回も読みなおしました。
理解するのが大変です。
それでも、お金とは何かということが、それなりに理解できたと思います。
特に、商品の物神的性格は面白かった。
この物神性は「宗教的世界の夢幻境に逃げ込まなければならない。」
と書かれているように商品というものを宗教に見立てているところが
おもしろい。
まさに物神崇拝ですね。 (2020年05月31日 23時51分06秒)

Re[1]:本日から始めました、新版『資本論』の学習です(09/29)   hanatachibana さん
kazuさんへ
コメントをありがとうございます。
第一章商品の物神性が面白く、第三巻にすすみつつあるとのこと。
頑張っておられること、そのことに敬意を表します。
是非、学習して受けとめた中身を、感じたり、つかんだ中身を、どんどん発信してください。
それが、きっとあちこちの挑戦者に、私などにとっても、大きな刺激になりますから。
(2020年06月01日 17時22分57秒)


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