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みかんの木を育てる-四季の変化

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2021年02月07日
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​哲学35 ヘーゲル『哲学史』ノート14​

ヘーゲルの『哲学史』は、古代ギリシャからの2600年くらいの哲学の歴史を総括しようとしたもので、独特の壮大な試みです。全体は河出書房新社版(長谷川宏訳)で1000ページちかい大作です。これはヘーゲル自身がまとめた著作ではなくて、その講義記録を受講者たちがまとめたものだそうですが。

これまで、その内の「序論」部分、河出版で136ページ分について学習してきました。
ヘーゲルはこの「序論」で、本論をつらぬいているいくつかの観点をのべていました。それは「むすび」の8ページでも述べているわけですが。

これから、いよいよ『哲学史』の本論にはいります。




私などが『哲学史』を学習していく方法ですが、
この大作そのものを読み解くうえで、三つの著作を参考にしようと思っています。

一つは、レーニンの『哲学ノート』での摘要です。これは全体ではなくて古代ギリシャの部分ですが、ヘーゲルがそこで弁証法というものをどの様に探っているのかとの点です。
もう一つはハイネの『ドイツ古典哲学の本質』とエンゲルスの『フォイエルバッハ論』です。これも全体ではなくドイツ観念論哲学の部分において、ドイつ古典哲学が何を問題にして、そこからどの様な内容をひきだしているのかとの点ですが。
まずは、この二つの領域が、古代ギリシャとドイツ観念論の時代テーマが対象です。

これらの三文献は、ともにヘーゲルの『哲学史』そのものを分析して、そこから今日にも大事な成果を引き出しているとおもうからですが。それが必要だと思うんですが。
だいたいヘーゲルの『哲学史』というのは、簡単な解説くらいならそれこそ沢山あるんです。ところが、自分自身がそのものに踏み込んで挑戦している、努力しているというのは、今のところ私などの目には、ほとんどこの三作くらいしか見当たらないんですね。実際には、そんなことはなくて、それは私自身の狭さで、もっともっと真摯な努力はいろいろとあるとは思うんですが、まずはこれらが参考です。というのは、ことがらを解説書くらいで済ませていては、本当に大事な生きた問題がとらえられない、宝の持ち腐れになってしまうと思っているからですが。

そんなことで、少なくとも、この三人の先人がどのような仕方で『哲学史』を探究しているのか、そこからどのような成果を引き出しているのか。それは今を生きる私たちにどのような意義をもっているのか。
この側面をつかむこと、それが今の時代にこそ大事なことだし、それができたら新たな問題がみえてくるし、それこそ最高に大事なことだと思っているからなんですが。
はたして、この山登りは成功するでしょうか。












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Last updated  2021年02月07日 11時09分44秒
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