多摩の団地でみかん朝市
1月29日(土)も、多摩の団地でみかんの朝市をひらきました。
朝8時半、商店会は閑散としていて、風が冷たく、人の気配がなかったんですが。
『今日は元気がないわね』なんて言って、買って行ってくれる人もいたりして。
午前11時までいたんですが、全部で40袋くらいが売れました。
二人の方から、『ハッサクは無いの? 今はハッサクのシーズンじゃないの?』
と注文がありました。
その通りなんですね。
こちらは「青島」への対応で追われていたんですが、
金柑やハッサクも、今や旬なんですね。
もっとも、なんとか金柑やレモン、ユズについては並べたんですが。
柑橘が好きで、詳しくて、なかにはそれを待っている消費者がいるんですね。
温州みかんですが、その種類は「大津」から「青島」に移ってきて、
それを販売することで、頭も手もいっぱいだったんですが。
今回知ったんですが、
大きくは、「大津」は正月まで、1・2月は「青島」が中心だそうです。
「大津」は、収穫してしばらくすると、果皮の水分が減って全体が硬くなるんですが、
それにより水分が逃げれなくなり、かえって味が濃く、ジューシーで美味しくなるんですね。
それと樹上で完熟していますから、なおのこと美味しいんですね。
「青島」の方は、果皮が丈夫で、2月くらいまでは、楽しめるとのことです。
従って、2月は「青島」商戦で頑張ります。
すでにみかん畑の収穫は、1月27日(木)に「残払い」を終えました。
その収穫したみかんが、あと32コンテナ(640キロ)がみかん小屋にあります。
やはり鮮度が命という面もありますから、
これから選果して、はやめに販売したいと思っているんですが。
これから、その青島が終えるころには、
中柑橘のネーブル、清見、湘南ゴールドなどの柑橘がでてきます。
その清見や湘南ゴールドは、これから熟してくるとヒヨドリが狙いだしますから、
今ごろは、農家は木全体に防鳥ネットをかける作業をしています。
ようするに、「ヤレヤレ」ではありますが、
まだまだ後片付けや、これからの対応が求められているということです。