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2008年01月21日
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カテゴリ:
■気になる本  - 娘は宇宙飛行士 ----------------------------------------------------------

 私事ですが、私は、毎週、読みたい本を手元に4冊~5冊を
置いておきます。そのなかで、「あっ、これは記録に残したい」
または、「この本は、皆さんに読んでもらいたい」というものを
わたしなりの文章で残しておきます。

 その文章に対して、著者から返礼を受けました。
驚きました。
いままで著者と直接、ブログを通してやり取りしたことは
勿論ありませんし、過去にもありません。

 非常にありがたいことと感慨深く思っております。
「よくぞ、こんな場末のブログをご参照してくれました」という
感謝の気持ちです。

 しかも、次作のスケジュールまで教えて頂いたのです。
そのブログは、こちらです。
カードセキュリティのすべて


 著者の神永正博氏は、1967年、東京生まれです。
私よりも1回り若いということになるでしょうか。
(とすると、未年?)

 

 さて、今日のご紹介する本にまいります。


 1998年(平成10年)10月30日 午前4時19分
(アメリカ東部時間 10月29日 午後2時19分)
KSC(ケネディ宇宙センター)からディスカバリーが
打ち上げになりました。

 このディスカバリーに搭乗していたのは、向井千秋さんです。
まさしく、向井さんにとっては、big day であり、nice day
でもあります。もっとも、向井さんにとっては、1994年
(平成6年)のコロンビア号に続いての二度目の飛行です。

 著者は、この時、見学場所(一般の方々はなかに入ることは
できません。関係者のみです。まして、宇宙飛行士の配偶者や
両親は、別の場所での見学になります。)にいたそうです。

 向井千秋さんの叔母である関ハツエさんとともに。



 地球観測用固体燃料ロケットであるカッパロケットの
打ち上げのときに、鹿児島県内之浦のKSC(アメリカの
ケネディ宇宙センターと略称を合わせ、たしか鹿児島
宇宙空間観測所といっていました)での打ち上げを、
その中央制御室で体験しました。

 その轟音のすごいこと、それと振動も。打ち上げ時には
室外厳禁でしたが、打ち上げ直後、扉を開けて外にでて
見上げた記憶があります。

 また、その数日後の2月4日 コルサ(CORSA)という
宇宙X線観測衛星(科学衛星)M(ミュー)-3Cロケット
3号機の打ち上げ時には、見学場所で見学しました。
その時の写真は、こちらです。
http://plaza.rakuten.co.jp/sakae2/diary/200709100000/


いま、
「娘は宇宙飛行士 ~向井千秋の母に学ぶ生き方・育て方~」
(著者 浦野 友子 著、出版社 株式会社主婦の友社、
出版年月 1999/12)を読み終えました。

 著者の浦野友子(うらのともこ)さんは、
1950年、栃木県・足利市生まれ。
日本航空スチュワーデスを経て、
現在は社員教育インストラクター。
著述にも意欲的で、新聞連載、コラムなどを執筆。
著書に『言葉の小部屋』(主婦の友社)。
3年前から、内藤ミツさんの自宅に適い続け、交流を深めながら、
取材・聞き取りを進めている。

ということですから、この本も3年以上の取材期間があった
のです。

 私が興味をもったのは、向井千秋さんは、子どもの頃、
どのように親から育てられたか の一点です。


 そもそも著者が、向井千秋さんに興味をもったのは、
ご主人である病理医の向井万起男さんが出版した本
「君について行こう」を読んでから ということでした。
まだ私は読んでおりませんが。

 理由は、著者の本に書いてあります。二つ掲示されています。
一つは、二人の子どもの反抗期に遭遇していたこと
一つは、幼稚園や学校は、自分の力の及ばないところを
親にかわって補ってくれる場所と認識しているが、
「真の教育とは何か」を探求していた。

 著者のすごいところは、行動力があり、それが継続
していることです。
 向井千秋さんの母である内藤ミツさんにアポイトメント
もとらずに直接訪問し、しかも何回となく、自分の疑問を
ぶつけています。

 内藤ミツさんの過去の話、戦前戦後、子ども達の話、
親戚の話、近所の話・・・ それらを含めて、この
本ができた ということは、読者からしてありがたい
本でもあります。
(だって、私達はそのような行動を取らなくてもいいと
いうことですから。)

 4人の子どもには、6歳の6月6日から、それぞれ
習い事をさせたとのこと。向井千秋さんには、ピアノ
を買い与え、ピアノを習わせたとのことです。

 おじいちゃんやおばあさんがいる家族では、なぜ、
6歳の6月6日に習い事をさせるか、すぐ教えて
くれるでしょう。

------------------------------------
稽古事は六歳の六月六日から始める

 その生命の 生命を悟るのが、稽古事である。
 人格を高める稽古事は日本独特の文化か。
この世にあるものはすべて、見えざる実相による
仮相なるゆえに、形あるものは必ず壊れ、
生あるものは必ず滅す。
そこにあるは有にして無なる動あるのみである。
 時の流れもまた、
「今という間に今は無し まの字きたれば いの字過ぎゆく」
の瞬間、瞬間に今に生きる。
 その有にして無なる虚空を悟る稽古なるがゆえに、
古来稽古事は、六歳の六月六日 すなわち無、無、無と六を
重ねる年月日に始めるとしたのである。
「日本人よ 母心に帰れ」(佐々木 将人 著)より
---------------------------------------

 生者必滅 会者定離    ですか。

 う~ん、しかし日本古来の文化、考え方がすばらしい
ですね。どこにも「お金」、「権利」、「主張」なんて
ないですから。
(過去には、それにどっぷりと浸かった仕事をしてきた
私なのに・・・)

 そもそも、心の美は、佐々木 将人氏によると、
「道を具体的にいうと、人を愛する、助ける、報いる、
尽す、そして真面目、素直、努力それに清潔である。」
ということですから。それが【人の道】なんですよね。

 いまは、その道は、何処にあるのでしょうか。
太いのでしょうか。細いのでしょうか。
真っ直ぐでしょうか。曲がりくねっているのでしょうか。


 さて、著者によると、向井家の4つの信条があります。
一つ 「生後八ヶ月までは手をかけないで、泣いても
  放っておく」(勿論、異常な泣き方は別)
一つ 「働く母の姿を見せる」
一つ 「悪いことをした場合のお仕置きは厳しく」
一つ 「子どもの夢は大切にする」

 子どもの育成にスジが見えます。というか、心棒が
しっかりとしているように思えます。

 日々の生活をみてみますと大したことはしてない
ように感じますが、一日の暮らしが、それが大事
なのはよくわかります。

 この本は、学生よりも、若いご夫婦の方に読んで
ほしいと思います。夫婦の両親のこと、夫婦の付き合い、
子どもの育成 非常に参考になると思います。

 尚、向井千秋氏と日本宇宙フォーラムが監修した
「宇宙飛行士は早く老ける?」も興味あるものです。

(1月21日)


娘は宇宙飛行士 向井千秋の母に学ぶ生き方・育て方
著者:浦野友子
出版社:主婦の友社






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最終更新日  2008年01月21日 09時20分53秒
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