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テーマ:DVD映画鑑賞(14163)
カテゴリ:怪奇蒐集者
怪奇蒐集者 三輪チサのご紹介です。
怪談執筆の傍ら、怪談サークルの開催をされています。 怪奇蒐集者 三輪チサ/三輪チサ[DVD]【返品種別A】 【収録エピソード】 火の女 100歳を超えた霊能者の女性。 自らの衰えを感じ、断食を始めました。 ある日、2、3日向こうへ行ってくると言って眠り続け、その後も意識朦朧の状態でした。 見舞いに来ていた体験者が仏壇に線香をあげ、鐘を鳴らすとおばあちゃんの表情が少し和らぎ…… 人生の最期というのは多かれ少なかれ不思議なことがあるのかもしれませんね。 午前2時の巡回 高齢者施設で働いているKさん。 夜2時の巡回はいつもサボっていたのですが、その日はまじめに行ってみることにしたのですが…… 偶然と言えば偶然かもしれませんが、これもまた不思議なお話でした。 夜勤 研修医のMさんが夜勤をしていると、どこからともなく冷たい風が吹いてきました。 窓でも開いているのかと調べに行くと…… こちらは直球の怪談でした。 お稲荷さん 三輪さん自身の体験です。 石清水八幡宮へ向かう途中街道筋に入ると、急に生活音が消えずっと街並みが続いていました。 すると見たこともないお稲荷さんの祠がたくさんありました。 こんな所あったかなと思いながらもお参りをして帰りました。 その話を知人たちにすると、誰もお稲荷さんがあるのは知らないとのこと。 ですが知人の一人が似たような体験をしたと話てくれました。 知らない場所に行ってしまうという怪談はしばしばありますが、何かの拍子に異界と繋がってしまうのかもしれませんね。 初盆 先祖代々伝わっていた仏壇が義兄に引き取られて行きました。 仏壇の跡が残る畳の上に、今しがた落ちたような雫が一滴ありました。 母親と電話をしている時、何の気なしにその話をすると…… 人が亡くなっても想いは残るものなのかもしれませんね。 陳さんの話 台湾でのお墓参りのお話です。 陳さんは家のお墓を掃除していました。 飽きてきた陳さんは、隣のお墓にある獅子の像が咥えている玉を何気なく撫でまわしていました。 その帰り道、バスの中で誰かに押されたような感じがして、あわや転びそうになってしまいます。 家に着いて風呂に入る時何気なく鏡を見ると…… やはり不思議なものというのはあるものですね。 脇道 いつも通る田んぼ道。 ふと見ると脇道への入口を見つけました。 無性に脇道に入りたくなったのですが、後続車が来たので諦めました。 家族の誰に聞いてもそんな道無いというのですが…… オカルトの定番ですが、見たことのない道は行かない方がよいかと…… 503号室 とあるホテルでのお話。 体験者は従業員の休憩室ではなく、お客に貸し出さない「あかずの間」503号室でこっそり休憩していました。 ある日そのことで先輩に声をかけられました。 怒られるのかと思えば「何ともないのか?」と訊かれました。 先輩によると、その部屋は客を入れるたびに自殺があるそうで…… 平気な人もいるんですねえ。 ガッツリ幽霊が出てくるようなザ・怪談という話はありませんが、不思議なものの存在を信じざるを得ないようなお話を味わえる一作です。 よかったらクリックお願いします。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.07.16 20:00:10
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