ダークナイト
昨日テレビで映画「ダークナイト」がやっていましたね。久しぶりに観たのですが、改めて観ても面白い作品だったのでご紹介です。【新品】【DVD】ダークナイト 特別版 クリスチャン・ベール【あらすじ】ゴッサムシティの平和を守るヒーロー、バットマン。あくまで影の存在であるバットマンは、悪に正面から立ち向かう検事ハービーに感銘を受け、刑事のジムとともに街の浄化に努めていました。そんな時ゴッサムシティに現れたのは、道化のメイクをした狂気の犯罪者ジョーカー。手段を選ばず、それでいて用意周到な犯罪を繰り返すジョーカーに振り回されるバットマンたち。悪を倒すためには、正義もまた手段を選べないのか……【渋い演技が光る傑作】※ネタバレあり本作は正義VS悪という非常に単純な構図ながら、中身はとても奥が深いように思います。悪と戦う警察や検事もまた人間であるため、感情があり大事な人がいます。それが戦いにおいては弱点にもなってしまいます。ジョーカーはそうした弱点を見抜き、狡猾に攻め立てて来ます。個人的にはバットマンの正体を公表しようとしたプランナーをジョーカーが殺そうとするシーンが好きです。「あと1時間経っても彼が生きてたら、ゴッサムシティの病院どれか1つを爆破する」。そう言うだけで、家族が入院している市民たちはプランナー目がけて襲い掛かって来ます。「善良な市民」も都合が悪くなればたやすく他人に噛みつき、殺そうとする。ジョーカーのせせら笑う声が聞こえてきそうなあの演出は秀逸だと思います。また、最後の最後でもハービーが立ち直らなかったのが良いですね。それでこそ「人間らしい」かなと思います。ちなみに、キャラクターはアルフレッド(バットマンの執事)が好きです。人生の裏も表も知り尽くし、決して声を荒らげることはないけれど、さらりと諫言する所など、人生の達人ぶりが素敵。レイチェルの手紙を密かに焼き捨てるなど、忠義は尽くすけどバカ正直でもない絶妙なさじ加減は見習う所が多いですね。今回テレビ版で観ましたが、ジョーカーの吹き替えをした大塚芳忠さんと、ハービー担当の井上和彦さんの演技が秀逸でした。素晴らしい仕事は安心して観られて気分が良いですね。【ヒース・レジャーに捧ぐ】ジョーカー役のヒース・レジャーの演技がまたすごい。ジョーカーの、これが自分の使命だと言わんばかりの狂いっぷりを演じられるのがすでに常人ではないですね。作中でジョーカーは口が裂けている理由を語るシーンが2回ありますが、その内容が全く違っています。いったいどっちが本当なのかも分からないし、あのシーンのこの人ヤバイ感がすさまじいですね。鍛え上げられた日本刀のごとき切れ味と繊細さを感じる演技でした。こうした演技ができる人って、やはり浮世では長生きできないのかもしれませんね……。【関連作品】そして2019年10月4日。映画「ジョーカー」が公開です。バットマン随一の悪役ジョーカー。彼が生まれたきっかけは何なのか?最悪の狂気が生まれる瞬間を描いた映画です。吾輩も観に行って来たいと思っています。ジョーカーの公式ホームページはこちら。【新品】【DVD】ダークナイト 特別版 クリスチャン・ベールダークナイトのDVD新品はこちら。【中古】 ダークナイト 特別版 /クリスチャン・ベール,マイケル・ケイン,ヒース・レジャー,クリストファー・ノーラン(監督、脚本、原案、製作),ハンス・ジマー(音楽), 【中古】afbダークナイトのDVD中古はこちら。よかったらクリックお願いします。にほんブログ村