カテゴリ:旅行記
「 陽が傾き、潮が満ちはじめると、志摩半島の英虞(あご)湾に華麗な黄昏が訪れる。
・・・・・・ 海に突き出た志摩観光ホテルのダイニング・ルームも、この数分間は、窓際に坐った人影が紅いシルエットに縁取られ、夕陽が沈むにつれ、その紅い縁取りが次第に淡くなり、夕闇の中に吸い込まれると同時に、ぱっと室内のシャンデリアの灯りが点く。」 ↑山崎豊子「華麗なる一族」の冒頭部分。 志摩観光ホテルに行ってきました。↓部屋から眺める英虞湾。 「海面に浮かんだ真珠筏がピアノ線のように銀色に燦き、・・・」 同じく「華麗なる一族」より、素晴らしい表現! リアス式海岸の曲線に囲まれた真珠養殖の筏の直線が、鮮やかに印象に残る風景です。 初日は御座白浜海水浴場と、ホテルのプール↓で遊びました。 海水浴場は半島の先端で遠いからか、すごくきれいでした。波もおだやかで、何もしたくなくなり、主人と息子から離れて、波打ち際でボケっと座っていました。波の音が耳に心地よく、とても癒されました。 ホテルのプールは曇り空のせいか貸切状態、プールサイドのひまわりがかわいくて撮ってきました。 同じ近鉄系列の賢島宝生苑の温泉にお邪魔し、服装を整えて「ダイニング・ルーム」、ラ・メールへ。 名物料理で、小説に登場する「黒鮑のステーキ」や「伊勢海老のクリームスープ」は、私達には高すぎて食べられませんでしたが、どれもとてもおいしかったです。 翌朝もラ・メールで。 洋食か和食か選べます。いちごジャムとマーマレードジャムが驚きのおいしさ!フローリングのような木の天井がすごく好きです。 ↓志摩観光ホテルのグルメは、少しですが商品化されています。 伊勢海老のクリームスープも買えるなんて!ノリタケの器でいただけば、同じ気分になれるかも、なれないかも? 2日目は合歓の郷で遊んで帰ってきました。 伊勢志摩は1泊2日じゃ足りません(>_<)。もっと泳ぎたかったし、観光名所もたくさんあるのに!遊び足りないーーー!!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.08.01 15:41:41
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