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テーマ:サッカーあれこれ(19824)
カテゴリ:uefa-cl
さて、前回の日記で「数年前はCL優勝も狙えるような、欧州を代表する
強豪チーム、しかし今は・・・」という3チームのことを書いたのですが、 そのうちのひとつ、ACミランに4-0の大敗を喫してしまったアーセナル。 その後FAカップでサンダーランドに敗戦、続くプレミアのトッテナム戦、 前半のうちに0-2とリードされ、早くも今季終了かという雰囲気だったの ですが・・・なんとここから大反撃!0-2から5点を奪ってトッテナムを 撃破、続くリバプール戦でも劣勢ながら2-1と勝利!その間またケガ人が 増えたのは頭痛のタネですし、正直試合内容としては物足りないところも ありますが、ともかく勢いに乗ってきたことは間違いない!しかしやはり、 ミラン相手に0-4のビハインドを跳ね返すことはムリだろう、とりあえず 今の好調さを維持出来るだけの試合になってくれれば・・・などと思って いたのです、が!! スタジアムの「思う存分いったれや!骨は拾ったる!」とでも言いたげな 盛り上がりにも後押しされて(笑)、試合開始から攻勢に出るアーセナル! そしてその攻める姿勢が身を結び、前半7分、コシールニーのヘッドで 早くも「先制」!!この早い時間帯での得点が、更にチームを勢いづけた と言えるでしょう、何か1stレグとは別のチームになったような、そんな 攻撃の勢いのまま。26分にロシツキーが追加点!これでトータルスコアは 「2-4」、ベスト8進出の行方はにわかに混沌とし始める・・・! なんかこう、ミラン戦1stレグで大敗して、そのことにより後がないと いうか、追い詰められて「もうやるしかねぇだろ!」と開き直ったかの ような、そんなここのとろこ見られなかった思い切りの良さ、全体の 勢いを感じました、南アフリカW杯の日本代表みたいなね(笑)。大会前、 どん底と言えるような状態に陥って迎えた大会、内容はともかく初戦の カメルーン戦に勝ってから調子を上げて、3戦目で見事にデンマークを 撃破した、あの時のような。そんな、ミラン側にしてみてもちょっと 止めようがないような勢いで、自慢のパスワークに加えウォルコット・ チェンバレンが突破を図り、そしてロシツキーが気迫のこもったプレー を見せ。迎えた前半44分、PKをファンペルシーが決める!これで遂に 3-4、「1点差」!勝負の行方は全くわからなくなってきた・・・!! ほんと、試合前は「少なくとも前半のうちに2点、3点取れたら理想的 だけどまあムリだろうなあ」とか思ってたのが、まさかの前半3-0という 展開、これはミランにも少なからず油断があったんでしょうけどね、その わずかな隙と、1stレグで大敗したことでかえってこの試合やることが はっきりしたというアーセナルの勢いが「シンクロ」しちゃったとでも 言いますか。さあ、後半はどんな展開になるんだろうと、何か息苦しく なるような思いで見ていたのです、が・・・ ハーフタイムで「これはマジでヤバいだろ」とミランも立て直して来た のでしょう、そしてアーセナルの方も、0-4からの大逆転という「奇跡」 が3点取ったことによりにわかに現実味を帯びてきて、ちょっと堅く なってしまったというか。怒涛の前半に比べ、後半は一転膠着状態に なってしまいます・・・前半がデンマーク戦の日本代表だったならば、 後半はパラグアイ戦の日本代表といった感じで(笑)。ミランが時おり 繰り出すカウンターにもヒヤリとしながら、徐々に前線の選手にも 焦りのようなものが感じられるようになり。加えて、ケガ人が多く 「あと1点!」というところで交代させるためのカードも少なく・・・ 結局、試合はそのまま3-0で終了。トータルスコアは3-4、ミランが 1stレグの貯金を生かして、というか貯金に助けられて、ベスト8 進出!アーセナル、健闘するも、あと一歩及ばず・・・ 歴史に残るような大逆転劇でベスト8進出!という「夢」は断たれ ましたが、アーセナルにとっては、やるべき事がはっきりしたはず です。現在のチームには、ここまでやれる力がある。しかしまだ、 タイトルを狙うためには足りないものがある。CLはトーナメントに 進出出来ればオッケー、プレミアでもCL出場権を得られれば・・・ というチームでいいというのなら話は別ですが、やはり「その上」 を目指すチームであって欲しい。ぜひそう願いたいのですが・・・ この夏、何かしらの動きがあって欲しいと思います、って、また 「主力の放出」とかあったら目も当てられないですけどね(笑)!! そうならないためにも、お願いします、ほんとにほんとに!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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