カテゴリ:旅行
ここ数日続いていた悪天候がようやく止み、今日は朝から見事な秋晴れの日となった。
午前中はダーリンの友達を連れ我が町の高台に向かい、すっきりと晴れた青空のパノラマ風景を楽しんだ。 天気の悪いイギリスからイタリアに到着してからと言うもの、毎日雨や曇りで天気が冴えなかったので、今日のようにすっきり晴れた空を目前にしてダーリンの友達も心底嬉しそうだ。 「終わりよければ全てよしですよね!」 と笑顔を浮かべながら私に向かって言った彼女の言葉を聞き、『お天道様、どうもありがとう~!』と言う気持ちでいっぱいだった。 ミラノに向かって旅立った彼女を見送った後、折角のお天気なのだからどこかに出かけようと私達は話し、ESTEと言う町に行くことにした。 ESTEはPADOVA(パドヴァ)の南にある小さな町で、町中に大きなお城が残っていることで知られている。 私達はお城の中庭を通り、城壁の上に登り、そして夕方の風景を声もなく見つめた。 お城から降りると、中心地である広場まではすぐの距離で広場に到着をすると、人・人・人!でいっぱいであった。 ジャズコンサートが開かれており、普段は閉店しているお店も今日は開いている。 広場の所々で、焼き栗を始め、ナッツ類を販売していたので丁度 「栗が食べたいねえ」 と話していた私達は即座に300グラム買い、ジャズコンサートを聴きながら熱々の栗を口の中にほおばった。 そう言えばもうじきハロウィーンだ! と思い出させてくれたのは、見事にいろいろな種類が並んでいるかぼちゃの屋台である。 散歩をしながらしみじみ『秋だなあ』と思っていたところ、その夜に自宅に戻った私達を訪ね、ダーリンの妹と姪っ子ソフィアがやって来た。 手には栗がたっぷり入った紙袋を抱えている。 「今日は栗拾いに行ってきたの!来週もまた行くから持ってくるね!」 と嬉しいことを言う。 この栗は早速栗ご飯にするつもりだ。 秋晴れは気持ちいいなあ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2005/10/11 07:26:50 PM
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