テーマ:0歳児のママ集まれ~(7588)
カテゴリ:0歳日記(まーや編)
(誰もいない公園で1人ハイハイをするまーや) 11月に入りすっかり冬になった。 日中こそぽかぽかと暖かい日もあるが朝晩は大変冷え込む時期がやってきた。 特に私が住むヴィチェンツァは湿度が異常に高い為、気温はそんなに低くなくても『寒い』と肌が感じる。 マイナス20度にもなるドイツの冬を経験してきた私に取って、『イタリアの冬はへっちゃら』と思いながらイタリアに引越してきたのに、いざ住み始めたらこちらの方がはるかに寒く感じるためにがっかりした。 この湿度の高さにはスリランカ人の友人は 「毎朝起きると体中が痛くて・・・。特に腰痛がひどいのよ。本当に嫌だわ。」 と嘆くぐらいにじっとりとしている。 さて、寒くなった途端に先ず公園から子ども達の姿が見えなくなった。 最初は 「今日はやけに少ないなあ。調子でも悪いのかしら?」 などと思っていたが、毎日毎日公園に行っても子どもの数は1人、2人と数える程しか見えないので、これはやっぱり寒いのが原因だろうと思い当たった。 寒いのに加えて湿度の高さのせいでブランコや滑り台などがぬれている為、子ども達も遊ぶことができないのだ。 かくして、午前中は祖父母やママが乳母車を押しながら子どもを連れている姿をよく見かけるようになった。 どの子ども達も頭には帽子、手には手袋、首にはマフラーをぐるぐる巻いて上から下まで防寒ばっちりにしながらぬくぬくと居心地良さそうにバギーの中におさまっている。 例にもれず私もまーやには厚着をさせて外出する。 いかんせん帽子と手袋嫌いでいくら帽子をかぶせても自分で取ってしまうので仕方なくコートのフードをかぶせて、腰から下には毛布をかけて暖かくしている。 全身が暖かくなると乳母車の揺れが心地よいようで、しばらく歩くとすぐに眠ってしまうのが常だ。 故郷の東京で日差しが入った暖かい電車の車中で、がたんがたん揺れる心地よさを感じながら居眠りをする感覚に似ているんだろうなあと乳母車の上からぐっすり眠るまーやを覗き込みながら母の私は想像している。 まあ、まーやだけでなく今の時期はどの子ども達もこうして外で眠ってしまうパターンが多いようですれ違う乳母車の中にいる子ども達は気持ち良さそうに眠っている姿が多い。 さて、夏の間は乳母車の中で眠ることなど先ずなかったまーやが、冬になった途端に散歩中に長時間眠るようになったため、私達の生活に支障ができた。 つまり、夏の間は公園などで思い切り遊んで疲れ果てて帰り、ご飯を食べてお昼ね(夜はお風呂に入ってご飯を食べて就寝)と言うパターンができていたのだが、今では散歩中に眠ってしまう為に自宅に帰るともう眠くないらしい。 そうした訳で日中自宅でお昼ねをすることがなくなり、私は自分の時間が全く取れなくなってしまった。 これは私に取って辛い事で、お昼ねをしている時間に今までならばパソコンや家事を片付けることができたのに今では夜まーやが就寝するまでそうした時間を取ることが出来ない。 「やりたいことができない」 と言うのは我慢とストレスの連続だと思う。 最近は夜中に何度も起きたり、昨日の夜は10時に目がぱっちり覚めて寝てくれなかったりと不規則になって来たので、思い余って今日の午前中は 「一睡もさせるものか!」 ととにかく寝かせないように公園でくたくたになるまで遊ばせて過ごした。 結果は自宅に帰ってお昼の後、すぐにこてんとお昼ねをしてくれて大当たり。 赤ちゃんの生活リズムは周りの環境が作ってあげなければと思うので、これからも徐々に夏時間の状態に戻して行くつもりだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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