虫歯よ、あっちへいけ!
(ミロのクラスメートの誕生日会にて。チェントロにある宮殿のようなご自宅でのパーテイ。普段はまーやのクラスとの交流が多いので、ミロのクラスメートとその両親の顔を知るいい機会になりました。そして気がつくと、このクラスは外国人が私だけ??) 先日久しぶりに、気持ちのよいプロの仕事を見た。ある説明会に参加をしたのだが、その人は、人の視線を逸らさない巧みな話術とにこやかな笑顔で、私達に向かって2時間弱話続けた。私の意識がすっとそれた瞬間に、すかさず私の名前を呼び質問を重ね、再び注意を引き戻したそのタイミングのよさ。相手の意見を尊重しながらもやんわりと答えを正すやり方など「この業界のプロなんだなあ」と感銘を受けた。以前ドイツで旅行会社に勤めていた時に、上司から「われわれは旅行のプロなんだからね。」と言われた記憶がよみがえった。プロ意識を持って仕事をするようにと言う意味があったのだろう。「私はプロ」その言葉を思う度に、背筋がぴんっと伸び、お客さんよりも早く、より多くの情報と知識を集めようとしたっけ。どんな職業であれ、自分の仕事に誇りを持って、成すべきことをしているプロの仕事ぶりを見るのは気持ちがいい。 話は変わり、先日5歳の長女に虫歯が見つかった。彼女が通っている幼稚園で、年長さんのみ保健所による虫歯の検診があり、そこでまんまと「お母さん、虫歯がありますよ」と言われてしまったのだ。虫歯の数は1本でも、日頃から 「絶対に虫歯がない歯を!」を心がけてきた私にとっては数など関係ない。1本でも、2本でも、3本でもおなじことだ。これは完全に「飴の食べすぎ」だとにらんだ私達は、その日以来飴を始め甘いもの禁止にしたのだが、それを伝えた翌日に、子供達が義父から「飴をもらって食べた」ことを知り愕然。まあ、あまり神経質になるのもどうかと思うけれど、歯にくっつく飴はなあ・・・と昨日参加をした誕生日会であるママにこぼすと、そこに一緒にいた歯科医をしているママが「大切なのは食べ過ぎないことと、歯の磨き方。フェスタで食べるぐらいは変わらないわよ。」と言う。あるママから「○○くんなんか、7本も虫歯があったんだって!お母さんは4日置きにしか歯磨きをしないからと嘆いていたわ。」と聞いたが4日置きに歯磨き!?それは虫歯にもなるだろう! 仰天した私達である。来週の月曜日は、まーやの歯医者デビューの日。泣くかわめくか、それとも落ち着いているか(可能性は低い)、頭が痛い私である。(クリント・イーストウッド監督のヒア アフターを観てきました。冒頭シーンに津波のシーンがあり、かなりリアルで衝撃的な映像だったので、東日本大震災と重ねてしまい大きなショックを受けました。日本では上映中止になったそうですね。この映画は生と死に関するストーリーで、話はゆるゆると進んで行きますが、ところどころに衝撃的、感動的なシーンがあり、最後まで飽きさせません。音楽もすばらしく、私が今年観た映画の中では一番。最後は涙が止まりませんでした。)