カルネヴァーレ 2010年
2010年のカルネヴァーレ(カーニバル)は盛りだくさん!週末の土曜日に、ヴェネツィア(ベネチア)のカルネヴァーレに行って来た。ヴェネツィアのカルネヴァーレには、以前ドイツに住んでいた時に、日帰りバスツアーを使って訪ねたことが1度。(強行バスツアーで、早朝6時にミュンヘンを出発、現地にお昼過ぎに到着、現地からはその日の夜中に出発し、翌朝ミュンヘンに到着と言う日程)その後、ドイツからイタリアに引越しをした年に友人と訪ねたのが1度。今回が3度目だ。3度目の今回は、ドイツから友人が上記の日帰りバスツアーでやって来る、と言うので、友人に会う事を楽しみに出かけた。当初は私とまーやだけで出かける予定が、直前になってダーリンが「君達だけだと心配だ」と言いだし、家族全員で出かけることになった。(結果的には、まーやと2人だけの方がてきぱき歩けたかも)幾人かの友人から「異常に混んでいる」「サンマルコ広場に入れないかも」と言う噂を聞いていた為、「子供達とはぐれてしまったら」「いや、それどころか誘拐されちゃうかも知れない!!」と、ドキドキしながら「紐でつないで行こうか、それとも鈴をつけていこうか?」等と考えていたのだが、心配は無用でほっと一安心。混むには混んでいたが、中心のサンマルコ広場以外は、スムーズに歩く事が出来た。(サンマルコ広場はかなり混んでいて、子連れで歩く事は先ず不可能。私もカメラを持って、仮面姿の人達を撮るので精一杯でした。)それにしても、日本人をはじめ、各国の人達が我が家の子供達の写真を撮ってくれたのは嬉しかったなあ~。まーやなんて、撮られることに慣れて来て、カメラポーズまで作っちゃって!我が子の写真をあれだけ撮られると、親冥利に尽きると言うものだ。ヴェネツィアのカルネヴァーレは、着ぐるみをかぶった子供の数よりも、圧倒的に仮面をかぶった優雅な仮装姿が多かったけれど、稀に「もしかすると、本物の貴族?」と思われるようなドレスを着てしずしず歩いている子供に会ったりもして、びっくり。ヴェネチアの街には優美な仮装姿は本当によく似合う。(マスクをかぶった人を見ると、まーやが怖がって、逃げてばかりなのには参ったけれど)ドイツから来た友人にも会えて、懐かしいひと時を過ごす事が出来たので、この日は大満足だった。そしてやって来たカルネヴァーレの最終日、Martedi Grasso。この日は朝から、日本人の友人親子と一緒にヴェローナ県に住む友人ファミリーの家を訪ねた。友人の作ってくれた美味しいランチをご馳走になった後は、近辺の町々が主催したCarri(山車)を見に行った。友人の次女ちゃんが通っている幼稚園が主催した山車には、大人と子供の大小合わせたコックさんがいっぱい!おそろいの洋服を着て何て可愛いんだろう~!!山車の上からは、でこぼこコックさん達が紙吹雪や糸状のものが飛び出すスプレー等を下にいる人にかけながら、わいわい賑やかに喜んでいる。楽しい~!!!私達見学隊は、はしゃぐダブルプリンセス(まーやがバービーでお友達がベル)を連れて、山車を追いかけたり、眺めたり。出かける前は、地元の小規模なお祭りかと想像していたのだが、何の何の。実際は山車の数も多く、種類も飛んでいて、そこにいる人達みんなが一緒に楽しめると言う雰囲気がとても良かった。カルネヴァーレの締めくくりとして、盛り上がりいっぱいの楽しい1日だった!映画の話)Amelia(監督Mira Nair 出演Hilary Swank, Richard Gere)2009年アメリカ映画 女性初の飛行士として、大西洋単独横断飛行を成し遂げたAmelia Earhartの伝記物語。1937年7月に世界一周旅行へと旅立ったが、南太平洋横断中に消息不明となった。勇気があって、聡明、チャーミングな女性、と言うのが、映画を観た私のAmelia Earhartの人物感想で、彼女のように意志を強く持って行動するようになりたいと思う。主役のHilary Swankが実際のAmeliaとよく似ていて、映画を観終えた後で驚いた。久々の感動映画で◎。