犬を飼うということ
20日に保健所からポメラリアンの黒太郎をもらった。処分されそうになったからだ。年は2歳。ブリーダーではミニチュアダックスフンド、トイプードル、チワワなどは20から25万円が相場で、ホームセンターやペットショップではそれより半値くらいで販売されている。ブリーダーからはずされた犬がそうなっている。子犬は基本的に3ヶ月過ぎないと販売しないブリーダーが多い。というのは、奇形、遺伝的疾患で亡くなる子犬が三ヶ月以内に多いからだ。良心的なブリーダーは三ヶ月過ぎから譲渡する。それ以前は予約という形態になる。トラブルを防ぐねらいもある。 子犬は特に生まれたての子犬はたいへんかわいくぬいぐるみのようだ。でも、子どもが抱っこしそこない床や地面に落とせば骨折する。骨折は死につながる。ペットは決しておもちゃでない。 豆柴犬くろも保健所から譲渡さけた犬で殺される寸前に引き取った。今回の黒太郎も同様だ。クロはおそらく前の飼い主がクロの病気を知り捨てたようだ。今回の黒太郎は噛み付くということだったが、決してそんなことはなかった。2歳だから病死するならすでに死んでいるはずだ。 黒太郎より先に収監された秋田犬は処分された。たいへんひとなつこくよい犬であった。犬を愛しているならまずは保健所の保管犬をもらってほしい。