北海道の初雪遅れる
北海道は上川地方を中心に氷点下の朝を迎えています。北海道の初雪は大幅に遅れそうです。平年では稚内の初雪は10月21日、旭川は10月23日、札幌は10月27日、函館が11月2日、青森市11月7日、秋田市11月12日、盛岡市11月8日、山形市11月16日、酒田11月17日になっています。今の所、11月29日から30日に稚内で初雪になるかもしれません。仮にそうだとすると10日くらい遅れています。だからといって今年は暖冬と決め付けることはできません。昨年は10月から11月上旬は暖かいでしいた。しかし中旬から強い寒気が入り1月中旬まで続きました。例年なら11月中旬に寒気が入ればせいぜい12月上旬で終わり1月中旬に再び寒気が入り2月の節分から春というパターンでしたが、昨年は違いました。やはり違うということは異常性が高かったわけです。今年は今の所500HPAや850HPAでは高くなっています。NOAAは11月上旬に寒気が入ると予想しています。11月3日から4日は遅れていた初雪が北日本を中心にやってきそうです。その後の東北地方の初雪は今の所明らかな兆候はありません。北半球の極地500HPAではグリーンランドが暖かくなりその南にある寒気がグリーンランドを中心に東に回りました。回ったというよりは固定してしまいました。大陸は暖かかったと思います。北からダイレクトに寒気が入ってきました。なかなか予想は困難ですが、半月後の予想はかなり正確になってきました。 きょうの秋田市は低気圧が南岸と日本海に入るので雨になっています。あすも雨が降りそうです。白鳥は勢ぞろい、太平山も紅葉が裾野まで降りています。市内も街路樹が色づいています。イチョウも黄色くなってきました。これらの木々が完全に色付けば本格的な冬になりそうです。